使えない上司に無能な上役

組織をフラット化して風通しの良い組織を作るのだとか、電子メールなどの情報伝達の手段が発達したので、わざわざ中間管理職を間に介して伝達しなくても、直接全社員にトップから命令を出した方が効率的で的確に指示内容が伝わるだとか、そもそも中間管理職なんてのは給料が高い割に会社への貢献度はそれほど高くないって考え方など、日本経済を支えてきた企業の組織に対する考え方は大きな変化をし始めているように感じますし、実社会に出るまでに学校で上下関係の構築が上手に出来ていないまま企業に就職してしまう学生さんも増加しているのか、とにかく何となく仕えない上司とか無能な上役が増えているような気がしないでも無いです。

でその理由を自分なりに考えて見ますと、丁度今現在40歳も半ば位の、一昔なら中間管理職から上級社員や経営側にいくのかどうかって時期にさしかかっている年代の社員が、平営業マンから30歳位までの間が正に土地バブルの絶頂期で、世の中は上り調子で絶好調の企業が多く、さしたる苦労もしないまま好成績を上げていた社員や企業が多かった時代の人達なのですよね。

なぜそんな事が断言出来るかと言います私自身が1964年生まれのまさに社会人になって三十歳の半ば位までは土地バブルに始まってITバブルの始まりから崩壊までを体験してきたのでありまして、私に能力があったかどうかは別にして、会社の業績はどんどん伸びるし、社員も増えて管理職も足りなくなるからまあ少し人並み以上の成績を維持していれば、あっという間に出世できてしまった世代なのでありまして、現代の不景気だし簡単に正社員にもなれないし、会社に入っても上がつかえて中々出世が出来ないって現状と雲泥の差が有ったのですよね。

まぁそれが全ての人に当てはまるとは限らないと思いますが、新入社員から中堅社員までの間を景気が良くて楽しても業績が上がったって事で出世してしまった人は、今ひとつ苦労が足りないと思いますし、仮に成功体験を持っていたとしても、今の経済状況で昔の成功体験が簡単に通用するとも思えませんから、上司としての能力を中々発揮できないのでは無いでしょうかね?

追伸
しっかし就職しにても出世にしても時々の経済情勢や仕事や雇用に対する考え方の違いで、卒業年度によっての格差が我慢できないほどの大きさになってしまっているように感じるので有りまして、個人的にはもっと社会に出る前に起業とか独立って事に対する教育をもっと行うべきでは無いでしょうかね?

そうじゃないと今年の卒業生なんて可愛そうですよね。