債権放棄の体験談

もう8年以上昔の話で、あまり私の経営する会社とお客との個別のトラブルについて書くのはどうかとも思いますが、相当昔でしかも私が損失を被った話で時効にもなって居ると思いますので、今回のコラムでは債権放棄してしまった時の体験談を書こうと思います

さてその債権放棄してしまった体験ってのはとある零細企業のホームページ作成を請け負いまして、前金で半額貰って作業が完了して残金の請求書を郵送して、支払期日になっても振り込みがない事からゴタゴタがスタート致しました。

最初のうちは電話で催促ってお決まりのパターンなのですが、都度月末に払うとか来月10日に振り込むとか先延ばしにされて、約束の日になっても入金が実行されない事の繰り返しで、そのうちに電話しても居留守を使うか、無言で電話を切るって対応に変わってしまいまして、電話での催促では埒があかなくなってきてしまいました。

でまぁ確か10万円程度の未回収だったので客先に行こうかどうしようか迷ったのですが、放置するのもシャクなので客先に訪問しましたけど、従業員が出てきて社長は不在の言葉を残して中に引っ込んでしまうのですね。(社長の車もありましたし間違いなく中にいたと思います)

その後も確か3回くらい同様の集金に出向いた記憶が有りますが、結局は時間と手間ばかりかかってしまって、持ち出しが大きくなるだけですので、内容証明で最終的な入金期日と入金が無い場合はコンテンツを全て削除する旨を通知して、結局は入金も無くてコンテンツを削除して終了したのですが、中途半端な金額で相手に金がないってはっきりしている場合は結構取り扱いに苦労しますよね。

納めた商品を回収して何とかなる場合も希にはあるでしょうけど、作業料金や手間賃の場合はそうはいきませんし、商品でも開封されて使用されてしまうと売り物にはならなくなりますし、未回収の債権を回収するためには、相当のコストを覚悟しなくちゃいけませんからね。

そんなわけで未回収とか回収不良が発生してしまうくらいなら、まだ売上げがゼロのほうが良いくらいなので有りまして、そんな事が有って支払いは原則前払いでちょっとでも回収に不安を感じる場合の取引はしないようにいたしました。

その結果、もしかしたらある程度の売上げや利益を損したかも知れませんが、未回収の売掛金の集金に苦労するよりも回収不良が全く無い状態で営業を継続できているほうが、余程健全で精神衛生上も良いですね。