いがいとしぶとい零細企業

うんと大昔に不確実性の時代なんて言葉が有ったような気が致しますが、それはもう今でも変わらないので有りまして、テレビコマーシャルを流していた有名な大企業であっても、一部上場企業であってもあっけなく破綻したり倒産してしまうのが現代なんだと思うのですが、私自身10年以上よたよたですが企業経営をしてきまして感じる事は、零細企業ってのは経営基盤が脆弱のようで危なっかしいけど、簡単には倒産しないんだなって思うようになって来ましたね。

まぁ従業員10人以下の企業を零細企業として定義したとしても、社長一人で全てをやっているような零細企業から、10人でも従業員が働いていればそれはそれなりに企業としての体裁が整っていたり致しますから、十把一絡げで論ずる事は不可能だと思いますけど、大企業が大きすぎて潰せないって言われる事があるように、零細企業の場合でも基本的に手形の発行をして不渡りを出すって事にならない限り、経営者が諦めて万歳しちゃわない限りは簡単には倒産しないものなのですよね。

勿論、倒産しないってだけで各種支払いは遅延しまくりだったり、給料の未払いが出ちゃったりとか色々な弊害を出しつつ、会社としては存続していますって場合も少なく無いのだと思いますけど、よくもまぁ倒産しないで営業しているよなって回りから思われつつ10年以上営業継続中なんて会社だって有りますからね?

ただし赤字を垂れ流しながら回りの人や取引先に迷惑をまき散らしながら企業を存続させている状態が続いているのでしたら、さっさと会社を清算するなり倒産させる形なりして決着を付けてしまったほうが良いと思いますけど、もし誰にも迷惑かけないで復活の可能性が1%でも残っていたら、諦めないで頑張れば盛り返せる事も多いのでは無いかなって思いますね。

なにせ会社規模が小いさいって事は色々不利な面も多いですし、信用面でもやっぱり大きな企業に負けちゃう事だって少なく無い代わりに、経営者の考え方一つで明日から営業品目を変更する事だって出来ますし、気持ちの切り替え一つで生まれ変わった気持ちで新展開を考える事だって大企業と違って可能ですからね。

追伸
別の視点で考えますと、少々の事で諦めてしまうようなしぶとさがないような人には企業の経営者は向いていないって事も言えるので有りまして、人間あきらめが肝心なんて言葉は企業の経営者には当てはまらないと思いますね、たぶん。