独立願望の根源

何事も漠然と考えていたら実現しないと言われていますが私もその通りだと思うのでありまして、会社を辞めて独立する場合でも挫折転職じゃないですけど、単に今の会社務めが嫌で逃げ出すだけが目的で何でもいいから自分で商売を始めようなんて考えでしたら成功の確率はとても低くなってしまうと思います。

ただ私自身もそうでしたが勤めている会社の居心地が良くておまけに収入が良ければなかなか会社を辞めて独立しようとは思いませんし、多くの人がサラリーマン生活に嫌気がさして独立開業の思いが強くなってくると思いますから、キッカケとしては漠然とした逃避みたいな願望が有るのは仕方が無いと思います。

ただしやっぱりサラリーマンとして働いていたほうが嫌なことも多いですけど一定の収入は保障されてますし、社会的な居場所も確保されている状態ですのでそれを捨てて一国一城の主を目指すからには、現実逃避以外の願望の根源を持つべきだと思います。

これはまぁ後付けで考える人も少なくないと思いますが、サラリーマン生活では100年勤めても無理な年収一億円も目指すとか、自分の得意分野で地域ナンバーワンを目指すとか、家族との時間を大切にするとか、中には美人秘書を連れて歩くなんて邪な独立願望の根源を考える人もいるかもしれませんが、まぁ良いでしょう。

なにせ会社を辞めて独立して自分で商売をすることだけが目的で起業してしまいましたら、実際に営業を開始した時点で当初の目的を既に達成してしまった事になりますから、その先のモチベーション維持が難しいと思うのですよね。

私の場合ですともちろん発端は勤めていた会社での自分に限界を感じたとか、毎日通うのが苦痛になって嫌になったとかそんな事が独立への思いの心の扉を開いたわけですけど、その当時はちょうど中小企業レベルまでインターネットが普及し始めた頃でして、企業向けのホームページの普及がこれから本格的になる時期でしたので、ここで一山当てて年収ウン千万で頑張って働いて50才で引退するってのが目標であり、転職願望の根源になりました。

まぁ現実は厳しいですから年収はまだまだですし50才で引退する夢も相当頑張らないと実現が危ういのですけど、独立を決意した時点で胸に描いた願望が今でも仕事を続ける根源になっているのは間違いないので有りまして、もし漠然とした気持ちだけで安易に独立してしまいましたら、もしかしたらとっくの昔に会社は無くなったいたと思います。