ステンドグラス考

最近は私は目にしないのですが、確か内職でステンドグラスを作るってのが有ったような気が致しますが、今回のコラムのテーマはステンドグラスについて書いて見ようと思います。

えっとステンドグラスで思い浮かぶには協会の窓ガラスとか、何故か長崎県なのですが個人的にステンドグラスを通過した光の具合は、好きな部類に入るのでありますが、されとて和風建築の我が家にステンドグラスをはめ込んでも、何だかよく分からない状況になってしまいますし、ステンドグラスで作ったランプも置く場所が見あたらないので有りますね。

あと思うのがステンドグラスってやつは表面がザラザラしていますので、普通の窓ガラスのように、濡らした古新聞で磨けばピカピカになるって事でも無いようなのでありまして、少々掃除が面倒な気がするので有りまして、そーゆー所から今ひとつステンドグラスが流行らないのでしょうかね?

まあ効率とかコストとか採光とか色々な要素の中でコストを考えますと一般住宅にステンドグラスが普及する要素は少ないようですが、まあどこもかしこもステンドグラスが有るって所まで普及しているよりも、コストを装飾にかける事が出来る場所だけにステンドグラスが装備されているほうが、ありがたみがあって良いのかもしれないですよね。

それとリサイクルの観点を最近では考える必要が有ると思うのですが、正規の?ステンドグラスの場合はガラスに金属化合物を混ぜて発色させるらしいですし、様々な色のステンドグラスの小片を組み合わせて模様やデザインを仕上げていますので、こいつはリサイクルしようとする場合は、相当手間をかけて小片を分別しませんと、まともにリサイクルできないような気が致しますので、この辺りは今後の検討事項かも知らないですよね。

追伸
日本の風土気候やリサイクルを考えますと、やはり紙と木で出来た障子が一番日本にしっくりくるように感じますね。

古くなっても紙を貼り替えるとか、洗えば新品同様になりますし、材木は既にリサイクルの循環が確立しているのでありますし、適度に光を透過する障子紙を通した光は中々良い物なのですよね。

そんなわけで、一応ステンドグラスは世界中に知られた存在になっていると思いますが、今度は日本古来の障子が、海外に普及しても良いのでは無いかなって思いますね。

カーテンやブラインドと違う、障子紙を通過した優しい光は良い物ですからそれなりに世界に受け入れられるのでは無いでしょうかね。