就職難と資本主義経済

戦後の就職事情を振り返ってみますと一定の周期で景気の山と谷が繰り返しているわけですが、不運にも景気の谷間で社会にでることになった人はひどい就職難で苦労致しまして、景気の良い時期に社会にでる事になった人は至れり尽くせりの企業からの攻勢で就職先を選ぶことになるのが現実ですよね。

まずいことに日本の大手企業の多くは新卒採用にかける比率がとても高くて、一旦就職浪人になってしまいますとその後も不利な状況で就職先を探さなくてはいけないのでありまして、人生なんてものはそんなものだと悟るしかないのかもしれませんが、理不尽さを感じている人も少なくないのではないでしょうかね?

私自身は比較的良い時代に社会人になりましたので今の若い人はかわいそうだなって思いながらこのコラムを書いているのですけれど、なんだか不景気で就職は超氷河期なのに外国人労働者の姿が随分目に付く昨今で、お弁当屋さんでもレストランでも工事現場でも結構外国人の方が慣れない日本語ながら一生懸命働いている姿を良く目にしながら、どうも何が問題なのだろうかと考えてしまいますね。

まずその私も経営者の端くれですから、人件費に関してもコストパフォーマンス的に考えて人件費を抑えつつ最大限の売上を求めようといたしますし、学生でも出来るような仕事をわざわざ正社員に割り振って正社員としての給料をしはらのも無駄だって思ってしまいますし、外国人の方が時給千円でやってくれる仕事を月給30万円の正社員にやらせていたら書いしゃは危なくなってしまう可能性が有るのでして、理想としては労働者全員が望ば安定した正社員として働ける社会が望ましいと思いますが、経営者として現実を考えますとそうもいっていられないって処なのですよね。

それと一時期までは随分と企業独立を賞賛していた時代がありまして、能力があるのだったらいやいや会社務めしていないで思い切って独立して自分の力を試してみなさいなんて事をコラムにも書いたりしていましたが、どうも昔のように独立してがむしゃらに頑張れば結構な割合でなんとかなる時代でもなくなりつつ有るようで、経済がグローバル化いたしまして、価格競争が激しくなっている現代では企業しての成功率も昔よりも随分と下がっているのかもしれないですね。

そんな訳で就職を希望する学生さんは厳しい時代だってことだけはハッキリしていますが、これといった解決策もアイデアもアドバイスも出ないままにいつものように勝手にコラムを書き終えてしまうのでした。