完全失業率とワーキングプアについて考えてみる

時折ニュースでは完全失業率が改善されたとか、上昇したとかって事が出てきますが、今回のコラムのテーマはこちらについて思う所を書いてみようと思 います。

先ず、完全失業率とは、就労意欲が有って働き口が有れば直ぐに就労につけるにも係らず、失業状態で就職活動をしている人の割合って 事になってくるのですが、ちょっと新聞の折込でも求人誌でも、店先に張ってある人材募集でも、とにかく多くの企業では人を雇い入れる為に募集をかけていま すし、私の知っている企業の多くが、新入社員の確保に人事部の方を先頭に頑張っている現状があります。

それでも完全失業率はある一定レベル の値以上をキープしているので有りますが、そもそも働けりゃ良いって事でも有りませんし、普通に働いて家庭を持って子供を作り、小さいながらもマイホーム を購入してってと、普通の中流家庭の生活を営める収入を得られる就職先ってのは、とてもとても少なくなっていると思いませんか?

企業の経営 者ってのは発展と存続を考え従業員の雇用を守っている中で、どうしてもコスト削減を考え、パートやアルバイト、派遣社員で十分賄える部分においてはそれ ら、低コストの人材を活用するって事は決して間違った経営手法とは言えませんし、理想論だけでは企業の存続が難しくなってしまいます。

国際 競争が今ほど激しくなかった頃はそれでも、正社員だけで企業経営をしていく余裕も有ったのですが、今では甘い考えでは経営が成り立たなくなってきているの も事実でしょうね?

話を完全失業率に戻しますと、今の日本の雇用環境では完全失業率を改善すればするほどワーキングプアって人たちの数も増 えてくる気がしてしまうので有りまして、現状では完全失業率の改善の影でワーキングプアの人が増えているのでは無いでしょうか?

この辺りの 改善を日本はしていく必要が有ると思いますが、まず必要最低限の衣食住を誰もが確保できる必要が有るでしょうね?

それらは少子化とか日本の 治安改善にもかかわってくると思いますが、低賃金労働者ばかりが増えてしまっている現状では、冨の再配分と、最低限の生活確保をどう舵取りをしていくかが 政治に求められているので有りますが、改善の兆しも機運も見えてこないので有ります。

追伸
地方(田舎)に行きますと(行かなくても 求人情報サイトを見れば直ぐにわかりますが)、もうまともに中流階級に生活が出来る仕事が殆んど無いんですよね?