派遣切り捨てとお門違い

2008年の年末から2009年にかけまして世界的な、誰が言い出したのか100年に一度の大不況におきまして、マスゴミの目に止まって報道しやす かったのか、現象として早く分かり易かったのか分かりませんが、非正規労働者の派遣社員とか請負契約の切り捨てや雇い止めや契約満了前の契約打ち切りなど かなり世間の注目を集めまして、何故か批判される標的が、キャノンとかの大手製造メーカになっているようですが、 100%間違っていないにしろ、批判したり抗議する先は違うのでは無いでしょうかね?

つまり全てではないにしろ今回の製造ラインにおける非正規社員で仕事を失った人ってのは、別に大手の製造メーカーと何らかの雇用契約が あった訳ではなく、間に入っていた労働者派遣企業と契約して、メーカーの製造現場に送り込まれていた人々なのでありまして、やはり、問題なのは今まで中間 搾取してきた労働者派遣企業なのではないでしょうかね?

まあぁこの辺りは小泉政権が強力に邁進してきた規制緩和だとかの負の部分なのだろうと思いますが、この辺りは労働とか雇用とかの根本的 な部分に手を付けないまま、派遣の規制をゆるめてしまったからでは無いでしょうかね?

ですから、その直接雇用するよりも間に派遣労働者を供給する会社を挟んだほうが、人が切りやすいとか手間がかからないとかって仕組み自 体に問題があるように感じるので有りまして、この巧妙な中間搾取みたいな仕組みのほうが問題では無いでしょうかね?

もちろん、責任の一端は労働力を直接雇用から派遣や請負にどんどん切り替えていって、過去最高の利益を出して内部留保の積み上げに努め てきた企業にも有ると思いますが、根本は法改正と正社員以外の労働者の保護が十分出来ていない、日本社会って事でしょうかね?

追伸
勝手な事を書いてしまえば、企業のやり方や労働者の切り捨てが気に入らないのであれば、自分で企業を立ち上げるなり人に雇われない生き方を目指せば良いっ て思いますが、なにせ日本社会はセーフティーネットが脆弱で、特に経営者の自殺が多い国でもありますから、失敗した時の事を考えるとおいそれと独立も難し いのですよね。

まぁ既存の大手企業や銀行の保護ばかりに税金を使わないで、やる気のある人がどんどん起業できる社会になれば、日本社会も随分と活性化 するのだろうと思いますけど、既得権を持つ一部の勢力がそれを許さないのでしょうかね?

実際はよく分かりませんけどね。