大恐慌と株式取引

全くの個人的な予測ですが2009年年初からは不況、不景気を通り越して大恐慌に突入するのでありまして、2008年の株価の乱高下に目を奪われている隙に、着実に雇用状況は悪化して世界全体の購買力が低下してしまった訳ですから、いくら株価対策などやっても無駄なのでありまして、チキンゲームで最後までブレーキを踏まなかった人と、ばば抜きのババを掴んだままゲームが終わった人がゲームオーバーを迎えるのではないでしょうか?

でね大恐慌の原因についてはサブプライム問題だとか、証券化のやり過ぎで実態経済と証券化した資産との乖離が明白になったとか、色々言われるのだと思いますが実際の所、もっと大きな力、社会を正常に戻そうとするリセット作用が働いたって所ではないかなって思いますね。

何と言いますか、資本主義経済の原則としてお金のあるところに、お金が集まる訳ですから途中で失敗する資本家を除きまして、資本が有るところに資産が集まって来る訳ですから貧富の差はどんどん広がりまして、二極化が生まれるのですが、税金の形で富の移動を行わないと、もう凄い格差社会が出来てしまう訳ですよね。

そうなりますと、ほんの一握りの富める者が富を独占してその他大多数の貧者って事になってしまうので有りますが、幾ら金持ちがお金を使っても一日に百杯のご飯は食べませんし、車を所有するとしてもせいぜい100台程度なのでありまして、それよりも多数の中流家庭が存在して居たほうが社会全体の消費は活発になって経済も発展するのですよね。

ですから、大恐慌は丁度PCが固まったり動作が遅くなった時のリセット作業のようなもので、リセットするとしばらくは社会が完全に停滞しますが、それが過ぎれば活発に動き出すのですよね。

で、本題の大恐慌前の株取引ですが兎に角、売れる時に素早く売却してしまうに限る訳ですし、今が底値だと思って手を出しても大半の株券が紙くずに(電子化が始まりますと現物としての株券は無くなりますから紙くずにもなrませんね)なってしまいますし、多くの企業が倒産までいってしまうでしょうね。

追伸
株式を売却して現金にして手元に持っていても、大恐慌と同時にハイパーインフレが来ますので現金の資産価値も一気に低下しますし、土地の価格も大幅に下がりますし、海外に資産を移動してもリスクは同じでしょうね。

そうなると、まあ取るべき方法は、月並みな方法では有りますが出来るだけ幅広く資産を分散しておくしか無いでしょうね。