サイバークレジット(決済代行会社)倒産

巣篭もり景気の影響で大手ネット通信販売事業者は過去最高の売上を記録するなど、ネット上での商取引は活発に活動していると思っていたのですが報道によりますと、中小企業向けのネット販売における決済代行を商っていたサイバークレジットが倒産したとのことでして、利用していた企業は販売してサイバークレジットで決済した商品代金の回収が絶望的になってしまいまして、連鎖倒産の可能性も少なくないと報じられています。

サイバークレジットなどの決済代行サービスの仕組みを簡単に書いておきますと、ネット上で買い物をした際に支払う手段としてクレジットカード決済が有りますが、決済代行サービスを行う企業はクレジットカード会社とネットショップを運営する企業の間に入りまして、決済機能を提供したり代金決済をサポートする形になります。

ですからネットショップは商品代金をクレジットカード会社から直接受け取るのではなく、決済代行企業から受け取ることになるのですが、今回のサイバークレジットのように倒産してしまいますと、顧客に対して注文して貰った商品は発送しなくてはいけませんし販売代金は回収出来ないって事になりますし、更にサイバークレジットが倒産してそこのサービスを利用して決済を行っていたことが知れてしまいますと信用不安が起きる可能性すらあるのでありまして、甚大な被害になってしまうのでは無いでしょうか?

でまぁそーゆー事が発生致しましたら決済代行会社の取扱手数料の安さばかりに気をとられていないで、財務内容や企業体質にまで目を向けて決済代行サービスを選べとか始まってしまうのですが、これが言うは小野ヤスシみたいなものでホームページに掲載する情報には当然悪い事は書きませんし、質問しても悪い答えは返ってくるわけも有りませんし手数料が安い決済サービスのほうが顧客が沢山集まりそうだし、だいたい決済代行サービス会社なんてものは沢山有りますけど、どれもやることは同じで有りまして差別化が難しいわけですから、利用料金が大きな選択理由になってしまうのですよね。

なにせネット販売の世界では実店舗での販売以上に価格競争が激しいですから、クレジット決済の手数料に関しても軽視出来ないので有りますし、手数料が高いからといって必ずしも安心できる企業とは限らないのが難しいところですよね。

このあたりはネット決済の安全性も併せまして改善の余地がある様な気が致しますね。