夏枯れ対策

ニッパチ景気とも関係してきますけどなにせ8月は夏休み又はお盆休みなんて大型の連休が有りますから、この時期には売上確保に四苦八苦する企業が少なくないと思います。

でまぁ誰が言い出したのか語源は知りませんけど夏場真っ盛りに全然売り上げが確保できない状態を称して夏枯れって言い出したのでありますが、中々風情があると申しますか日本流の状態をうまく表した言葉だと思いませんか?

しかしまぁ風情があるなんて言ってもいられないのが経営者なのでありまして、夏のボーナス支給で運転資金は残り僅かの状態で夏枯れ現象が追い打ちなんぞかけてこられたらたまったものじゃありませんね?

勿論ね私の会社でも何処でも夏枯れ対策を考えるわけですけど、キャンペーンを考えてみたり値引き販売に走ってみたり、中にはボーナスカットして資金を節約するなんて場合もあるかもしれませんけど、基本的には休みが多くて海外に出ていってしまう日本人も多くて消費が停滞するわけですから下手に対策を打つよりも、年間の売上計画の段階で夏枯れを織り込んでおく必要が有るわけですよね?

そうじゃないと夏枯れ対策によって場合によっては秋の需要を先取りするだけで秋枯れが起きてしまったり、値引き販売によって体力を落としてしまったり致しますからね?

まぁライバル企業が夏枯れ対策で大々的な値引きキャンペーンなんてものを始めちゃいましたら、自社も追随せざるを得ないなんて事になって、不毛のタタカイなんて事にもなってしまいますね?

日本には夏枯れって言葉がちゃんと存在するのですから、そりゃ日本国内で商売をする以上は避けて通れないって事で、対策というよりも売り上げ低下を考えた年間計画を立てているところが安定した経営で夏場を乗りきれるってことだと思います。

追伸

インターネットの世界でも夏枯れは感じますね。

かれこれホームページを開設して10年以上が経過致しますが、6月辺りですと一日平均のユニークユーザー数で7千人前後で推移するのですけどこれが8月だけを取りますと、一日5千人を切ってしまいます。

これがネットショップでしたら売り上げベースで二割ほど落ちてしまうと推測されますので、昔ながらの商売だけじゃなくてITの世界でも夏枯れ現象はあるって事でしょうね?

ただ普段はちゃんと損益分岐を超える売り上げを確保出来ていて初めて夏枯れになるのでして、赤字経営が普通な会社は夏枯れとは言わないのであります。

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