赤字経営と家庭崩壊

経営者の場合、経営している会社の経営状況と家庭の経済状況が直結する場合が多いのですが、今回のコラムでは赤字経営と家庭崩壊について思うところを書いてみることに致します。

経営する会社の状況悪化によります家庭崩壊が起きる原因としては金銭的な部分と、人間関係などの心の部分に分けられると思いますが、後者の場合でも引き金を引くのは、やはり金銭的な部分が大きいでしょうね?

ご存じの通り、お金は明るい家庭背活の必需品と言われますが、どんなに人格的に優れた人であっても現金が無いと、明るい家庭生活を成り立たせることは不可能なのでありますから、そのあたりは非常にシビアな現実であると思います。

さて家庭崩壊に繋がる経済的な原因の場合には、いくつかのパターンやステップが有ると思いますが、最初のうちは給料が減ってくる事から始まりまして、給料を全く家庭に入れない、更に進みますと貯金を引き出して会社の運転資金につぎ込むとか、配偶者を連帯保証人にしてサラ金や商工ローンから高金利のお金を借りてしまうまで発展してしまうことも少なくありません

また、家族を無償無給の従業員として手伝って貰とか、家族に労働提供をして貰う場合も有りますね。

まあ経営者は会社設立当初は夢を持って創業するのですが、経営状態が悪化してきますといつの間にか、夢を忘れて会社を倒産させないこと、存続させることが最優先になってしまいまして、本来最優先の目的であるはずの、自分や家族の生活向上は二の次になってしまうのでありますね。

勿論、経営者たるもの簡単に自分の会社を投げ出してしまって倒産させてしまったら、取引先に多大な迷惑をかけますし、従業員を路頭に迷わすような事になってしまいますので、あきらめないで頑張るって事が求められるわけですが、単に先延ばしの為だけで家族に迷惑をかけて家庭崩壊まで進んでしまうのは、間違いでしょうね。

私が思うには、経営する企業業正規の悪化をうけて家庭崩壊まで進んでしまう経営者は、責任感が非常に強い反面、引き際や許容点を最初から考えないで、最後まで行き過ぎてしまうのでしょうね?

日本の場合、創業して5年後に生き残っている生存率は10%に満たないと言われていますが、一度挫折してから再チャレンジが成功する人の確率は、更に非常に低いようですが、これは一回目の失敗で家庭崩壊まで行き着いてしまう場合が多いから、再チャレンジが難しくなっているのではないでしょうか?