商売の基本
商売の基本ってのは書くまでも無いのですが、利益を計上するって事で全ての営業上の行動はその利益を上げるための行動になって居る必要があるのでは無いでしょうか?
ですから安く買って高く売るとか、儲けにならないうるさい客やクレーマーはさっさと取引停止するなり排除する必要があると思うのですが、一生懸命安く売ろうとしたり儲けにも何にもならないお客を一生懸命対応したり、それで一生懸命働いていると思い込んでいる又は思い込もうとしている経営者や人が多くて、どうも儲らないって嘆いている人も少なく無いのではないでしょうかね?
勿論、安くしないと売れないとか競争に勝てない時代なのは理解できますが、でしたら時には利益の確保出来ない商売や商品に見切りを付けて商売替えとか新たな商材を主力商品にするとか、どこかで思い切った方向転換をしないと徐々に商売の基本から離れていって赤字基調になって気が付いたら取り返しがつかない状態にまでなって、会社を清算するかし方法がないって感じの倒産劇も多いのでは無いでしょうか?
顧客対応にしても一歩下がって冷静に第三者の目で見れば時間と手間ばかりかかってしまって、経費を考えたら相手をするだけ赤字が嵩むのに、何だかお客は大切にしなくちゃいけないとか、顧客第一主義だとか訳の分からない理屈を引っ張り出してきて対応する何てのは、手間と経費がかかる以上に他の優良客の対応が出来なくなるマイナス面のほうが多いのですから、商売にならないお客はさっさと切るべきですし、それによってお客の数が半分以下になって商売にならないのでしたら、会社を畳む事を検討した方が良いようにも思います。
とまあ勝手な事を書いてしまいましたが、企業の経営者でも従業員でも時には立ち止まって商売の基本に反する行為をしていないかとか、間違った方向に進んでいないかって事を確認して場合によってはしかるべき処置を取る必要が有ると思うのです。
私自身もそうなのですが、毎日の日常業務を漫然と続けて居ますと、少しづつ商売の基本からずれていっていて、何となく惰性でそのままの状態が当たり前になってしまったりするので有りまして、成長を止めてしまうのはとても危険な事ですよね。
追伸
何事も基本が大切って事はどんな事にも言えるのだと思うのですが、どうも余りに基本的な事ってのは得手して忘れがちって特性も兼ね備えていたりする訳で、定期的な点検は絶対に必要なのです。