フランチャイズと営業所展開
私同様に不思議に思って居る人も沢山存在すると思うのですが、全国からオーナーを募集して事業をフランチャイズ展開する本部が、どんどん出てきて結構な数のフランチャイズ本部が途中で破綻したり、中には計画倒産を疑われる事例も噂されたりってのが実情では無いかと思うのですが、大きな疑問として素人を少し教育するだけで儲るしっかりとしたノウハウがあるのでしたら、何故自社で営業所展開するなりして自力で事業を大きくしようとしないで、わざわざフランチャイズ展開するのでしょうかね?
勿論これがね、セブンイレブンとかローソンとかケンタッキーフライドチキンのように全国に千店舗以上の展開を図るって段階でしたら、人員の問題とか組織が肥大化しすぎないようにとかフランチャイズ化する意味も十分理解できるのですが、成功事例は一店舗だけとか中には直営店が全くゼロの上状態でフランチャイズ展開を図ろうとするなど、理解に苦しむようなフランチャイズ本部も中には有るのですよね。
であくまで個人的な意見ですけど、フランチャイズ加盟店と本文を巡ってのトラブルは全国的に結構な数で起きているようですし、中には訴訟にまで発展している事例も少なくないと思うのですが、その手のフランチャイズ契約を巡る本部と加盟店の無用なトラブルを減らしたり、悪徳フランチャイズ本部をこれ以上出さないためには、もう少し法律による制限を設けても良いのでは無いでしょうかね?
例えばね、フランチャイズオーナーを募集してフランチャイズ展開を図る場合は、直営店で3年以上の営業実績があって赤字を計上してないこと位の制約を設けるだけで、加盟金を集めることが目的のような悪徳フランチャイズ本部の設立は減ると思いますけどね。
まぁ直営店で3年以上継続して営業をしていて黒字が出せていないようであれば、加盟したオーナーさんが利益を出して食べていける可能性は限り無くゼロだと思いますので、それほど高いハードルだとは思いませんが、まあこの手の規制は反対論が噴出するのがいつもの事ですから無理でしょうけどね。
ですから、これから何処かよさげなフランチャイズ本部を見つけて加盟しようかと考えて居る方は、その直営店も出しているかとか過去の営業実態とか、何故フランチャイズ展開を図るかなど、もう根掘り葉掘り聞くくらいでないと、危険が一杯なのでありまして加盟して実際に営業を開始してから、問題点に気が付いても後の祭りなので有りますね。