零細企業の真骨頂

世間一般では零細企業や中小企業ってのは経営基盤が脆弱で商品開発力に乏しく人材も不足しているので大企業に比べて格下のイメージが非常に強いと思います。

勿論、優秀な人材が豊富で商品開発力が優れていれば、大企業になってしまうって事も言えるので有りますね?

しかし現実はそんなに甘くないので有りまして、限られた人材、資金で経営を継続させる必要が有るのですが、今回はそんな事について思うところを書いてみようと思います。

でですね、たまに感じるのですが非常に少人数で営業をしていて、業績も良く社長の表情も生き生きとして元気だった企業が、勢いに乗って?事業を拡張し社員を増やし景気良くやっていたと思ったら、数年たって勢いがなくなって失速してしまう場合を目にします。
このあたりの原因を私なりに考えてみますと、零細企業の真骨頂ってのは、トップの影響力が大きい場合が圧倒的で、即断即決即行動のスピード経営を発揮する事が、最大の良さだと思います。

これが社員が増えてきても経営者は同じなわけですから、即断即決即行動しようと思っても全社員に指示命令が的確に伝わらなかったり、足並みの乱れが出てしまったりします。
また逆に大きくなった事で経営方針が大企業的に変えようとしても企業文化ってのはそう簡単には変わりませんので、ちぐはぐな経営になってしまったりします

まあ企業経営者の多くは自分の会社を大きくしてって考える人が多いのですが、零細企業故の長所を生かして経営している場合には、大きくして長所を継続できるかどうかってものも考える必要が有るでしょうね?

追伸
この話は結構する人が多いと思いますが、人間とか経営者には器(うつわ)ってのが有って、その人の器の大きさまでの規模で会社を運営していかないと、自分の器の大きさを超えて会社を大きくしてしまうと立ちゆかなくなるって言われていますよね。

ただ人間ってのは赤ん坊の時から徐々に大きくなりながら色々と成長していくのでありまして、体の成長は二十代で止まると致しましても、心とか人間の器の大きさは大きくなったり、人によっては逆に縮んでしまって器が途中から小さくなってしまう場合も有るかと思いますが、なにせそーゆー人間の器の大きさを測る測定器は無いので、はっきりいって難しいのですね。

零細企業から急成長したのは良いけれど、上場してから3年未満に破綻しちゃった企業なんてのは結構珍しく無いですからね?