小売店(実店舗)の生き残り販売戦略
実際に店舗を持っている小売店の多くが売上確保に苦戦しているって話は良く耳にしますが、ラジオを聞いていましても最近はコマーシャルの広告主が確保出来無い影響も大きいのでしょうがラジオショッピングが随分と増えているようですし、私はここ数年テレビを見ないのですけどテレビの世界でもコマーシャルの代わりにテレビショッピングを放送することが増えているようですし、言うまでもなくインターネット上のネットショッピングも不況を尻目に全体として売上を伸ばしているのでありまして、小売店の苦境はとても進行しているように思います。
まぁ確かに実店舗を持つ小売店の場合は店の面積の関係で品揃えに自ずと限界がありますし、店舗の地代家賃ですとか店の大きさに応じまして人を雇って配置しなくてはいけませんし、更にラジオショッピングですとかインタネット販売には存在しない万引被害が利益を圧迫するのでありまして、品揃えにプラス致しまして販売価格面でも勝負が厳しいので有りますね。
しかしながらそんな状況に手をこまねいていましても売上は減少するだけですし、閉鎖や撤退や倒産何てことにならないように積極的に動いている小売店さんも増えているような気が致します。
多額の資本を持つ大手の小売店は積極的な店舗増加と不採算店の閉鎖を行いMアンドAなどでライバル店を吸収したり致しましてスケールメリットを強固なものにしていこうとしている処が多いようですし、小規模の小売店にしても御用聞きに配達お届サービスなど積極的に外に出て行くようにしている店が増えているような気が致しますね。
例えば酒屋さんの世界でも従来は御用聞きと配達が当たり前の小売店だったはずなのですが、いつの間にかディスカウント型の酒屋さんが増加致しまして、店舗に商品を並べるだけで御用聞きと配達をしなくなった小売店が増えていましたけど、ここにきましてジュース一本から電話一本で配達するような酒屋さんが増えてきたような気が致します。
前にもどこかで書いた記憶が有りますけど、今後の日本は高齢化社会になってきますしインターネットの接続だってそれなりの料金を毎月支払わなくてはいけないのですから、地域に実店舗を持つ小売店はラジオショッピングですとかインターネット販売が勝負出来無いようなグランドで勝負していけば、それなりの戦いは出来ると思うのですよね。
なんといっても地域に店舗を持つ小売店がどんどん閉鎖されてしまいましたら、生活が不便になる人が沢山いますからね。