今、売れ筋の商品

なにか儲かる商材はないかな?今売れ筋の商品をちょっと探してみよう・・・おっ 販売売上ベストが有った・・・これ取り扱ってみようかな、代理店募 集してるぞ。

ここで問題になってくるのが”柳の下に何匹どじょうが生息しているか”って事ですよね?
商品のライフサイクルとでも言うことになるかとは思いますが、その辺りの見極めが大切ですよね?

とは言っても商品やサービスの寿命を予測するのは非常に難しい、まだまだこれから市場が拡大するようであれば、2番手、3番手 で参入しても充分に利益が取れるし、ある程度の販売力があって、素早く市場に投入すれば、先行他社を研究してから、商品やサービスを投入出来る訳ですか ら、非常に少ないリスクで、利益を得ることが出来るわけです。

逆に、商品やサービスの寿命が終わりに近づいていたり、成熟商品、成熟サービスになって、価格競争やサービス競争になっている 時に市場に乗りこんでいっても、大赤字を出して撤退って事になってしまいますからね?

昔言われた、商品の寿命の法則ですが、高額所得者から売れ出した商品はその後、中流階級に浸透していって、最後に一般大衆に行 き渡る頃は、価格も下がって利益も出ない状態で、成熟商品になるか、市場から消えていく。
逆に、一般大衆からのブーム商品は一般大衆から中流階級には飛び火しないので、短期間のブームで終わってしまうって言われていましたよね?

これからに、日本社会は二極化が予想されていて、少数の高額所得のエリートとそれ以外に分れていくって言われていますが、そう なるとこの法則もなかなか予測がやりにくくなりますね?

今後はもっとグローバルな形でこの法則が生きてきて、裕福国家でヒットした商材が他の国に流れていく、こんな形の法則になって いくのではないでしょうか?

商品の寿命、プロダクトライフサイクルはどんどん短くなっているので有りまして、企業としては素早く流行をキャッチしてどれだ け短期間で商品を作って市場に投入して 売れ行きが落ちたり価格競争が始まって利益が確保できなくなる前に、他の売れ筋商品に乗り換えるのが重要な経営戦略なのですが、実施の所は多くの企業が、 ブームがピークを迎えてから市場に参入を考えて、商品を市場に投入したころはすでにピークが終わっていて、売れ筋から外れていて、利益を出せないって場合 が多いのですよね。

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