出店費用無料ショッピングモール誕生

インターネットの仮想ショッピングモールと言えば楽天市場に代表される、インターネット上の商店をテナントとして集めた、買い物サイトですが、楽天市場に 出店する場合はある程度の初期費用やランニングコストを覚悟して出店する必要があったのだが、5月にオープン予定の”青空市場”ではモール費用(初期費 用、月額費用、売り上げ手数料)が全て無料!なのだそうだ。

主催運営のイプシロン株式会社では、クレジット決済部分を代行して決済代行の手数料で収 益を上げる目論見だと思われる。

実は、この手の出店費用無料のショッピングモールは以前から、いくつか存在していたがどれも余り知名度や売上高では苦戦しているようだ。

過去に無料出店のショッピングモールが楽天市場に代表される出店料金有料ショッピングモールに迫れなかった理由を私なりに書いてみようと思 う。

1、出店料金無料であるから誰でも気軽に出店できる、裏を返せば玉石混合状態に陥るのだが、毎月ある程度のテナント料金やシステム料金を払 わなければいけない有料ショッピングモールの場合、人気の無い売れないテナントは撤退していくので、期間がたつと力の有る消費者に選ばれる店が残ってくる のだが、無料のショッピングモールの場合撤退しないから自然淘汰が起きにくい状態になってしまいます、買い物に来る消費者は良いお店が集まっているショッ ピングモールに流れてしまう。

2、過去の無料出店のショッピングモールにおいて、ショッピングモールのかかる経費が低い分を価格に反 映していないテナントが多く、逆に同じ商品ならば競争の激しい楽天市場の方が安い商品が見つかる事が多かった。

3、出店するお店、テナントの意識の違い。個々お店によっても大きく違うのですが、まあ無料だから出店しておこうと思って出店する店主と、 それなりに初期費用を払って研修を受けて店を出す場合の意識や取り組みの差がどうしても出てしまう。

あとは、買い物をする消費者の安心感等が入ってくるのだと思うのですが、5月にオープン予定の”青空市場”も三ヶ月売上ゼロだったら強制的 に退場とか、無料とは言え必死になって売れるお店を目指さないと、出ていってもらいますよ! くらいの規約は欲しいですね。

今回、楽天寄りの発言になってしまいましたが、モール費用(初期費用、月額費用、売り上げ手数料)が全て無料!にする事で、参入できなかっ た零細企業もネットショップに新たに参入できるチャンスが生まれるわけですから、新たな市場を開拓できる事を願っています。

ただ集客力あっ てのショッピングモールですから新規参入して無料で出展社を集めても、閑古鳥が鳴く状態になってしまって、数年後に撤退する事例も後を絶たないので有りま すね。