パネルの掃除と効率アップ

前回のコラムでは我が家の太陽熱温水器がボールタップの浮き玉の破損によりまして大量の水漏れを発生させて交換修理した件を書いたのですが、屋根の上に上がったついでに集光パネルの掃除をしましたのでその事について書いてみようと思います。

普段から屋根の上に登る人は別と致しまして普通の人は先ず上に上がらないですから気にしないと思いますが、流石に15年も屋根の上で放置されていた集光パネルはガラス面がかなり汚れていて、うっすらと苔らしきものも確認することが出来ました。

折角なのでバケツとデッキブラシを屋根の上にあげて水をかけてブラシで擦って最後に水で流してパネル表面が新品同様になりました。

でその威力なのですが明らかに熱変換効率がアップしたようで体感温度で5度位は上がったようです。

さて太陽熱温水器もそうなのですからたぶん同じように太陽の光を利用します太陽光発電装置に関しても設置してから黙っていても発電パネルには汚れや、何処からか飛んできた枯れ葉がくっついたりする筈ですから知らない間に徐々に発電効率が落ちてしまうのでは無いでしょうか?

たぶん設置してから3年も経ちますとそれなりに汚れてきますから、全く発電パネルの表面を掃除しない状態でしたら新品時の表面がピカピカの状態と比べまして少なくとも数%は発電効率が落ちるのではないかと推測致します。

太陽熱温水器の場合でしたら使うときに適温に調整する際の水の量が違ってくるだけで実害は殆どありませんが、太陽光発電の場合でしたら売電って仕組みがありますから発電効率が落ちると、そのまんま経済的にロスが生じてしまいますからね?

でね、既に有る家屋に後から太陽光発電なり温水器を取り付けた場合は良いとしまして、新築時に最初から太陽光発電装置を屋根の上に設置したような家屋でしたら、住む人が安全に自分で屋根の上に上がって発電パネルの表面を綺麗に掃除出来るようにしておけば良いのではないでしょうか?

まぁメーカーや施工店としてはそんな事をしたら中には屋根から落ちちゃう人が出てくることを想定して作らないのでしょうけど、なにせ屋外の屋根の上に設置して有る発電パネルですからどんな素材を使っても間違いなく汚れてきて発電効率が落ちるのは間違いないのですよね?

それを人に頼んで屋根の上に登って掃除してもらうとなりますとそれなりにお金を払わなくちゃいけませんから、汚れて落ちてしまった発電効率分に見合うとも思えませんし、やっぱり住んでいる人が自分で掃除出来るような構造にしておくべきだと思うのです。