客先での遠慮について考える
営業マンが客先、まあ個人宅への営業の場合は一般家庭って事になりますし、法人相手の営業活動の場合は訪問先社内の応接室って場合が多いと思います が、特に中小企業のオーナー社長の場合などは、お茶以外にも色々出てくる事が有ると思います。
まず営業マンが客先に訪問しているって事は営 業活動(仕事)の一環でお客に対して売り込みに行って何か買って貰おうとしているのですが、やさしいお客ですとお菓子を勧めてくれたり、商談が食事時間に ずれ込んでしまった場合など気を利かせて食事を用意してくれる事も稀には有ると思います。
ここで今回のコラムのテーマで有ります営業マンの 客先での遠慮って事に考える流れになってくるので有りまして、これがなかなか特に新人営業マンは考えてしまうところかもしれませんね。
まあ 煎餅の入った大皿を勧められた場合でしたら、それは形だけのもので、お勧めってのも儀礼的なプリーズかもしれないですから、一切手を付けなくても失礼にな らないと思いますし、逆に空腹で何枚も食べちゃうってのは、はしたない行為ですよね?
今度は昼飯時に商談がかぶさってしまって、気がつくと 目の前に天ぷらそばが出てきたらどうでしょうか?
この場合は食べなきゃ伸びちゃいますし、手を付けないで帰ってきてもお客は後で捨てる事に なってしまいますので、この場合は残さず食べるってのが正しい営業マンの姿ですよね?
ではお客が昨日海で釣ってきた魚をさし出したらどうす れば良いのでしょうか?
これは私が過去に経験しているのですが、貰っても持って帰るのに匂いもあって苦労しますし、家で食べる気もしない し・・・かといって断るのも・・・。
まあ、客先での遠慮ってのもケースばいケースで色々考えるので有りますね。
朗読版