サラ金の苦境

正式には消費者金融と呼ぶのだそうですが、つい数年前までは我が世の春を謳歌して大手の都市銀行まで消費者金融に手を伸ばし始めていたような気が致しますが、グレーゾーン金利の廃止に始まりまして、過払い金の返還請求の急増にもってきてこのたびの大型不況で回収不良債権が急増して、新規の貸し出しにも慎重にならないと返済してもらえるかどうか分からない消費者が急増しているのですから、我が世の春から一気に四面楚歌みないな状況になってしまったようですね。

そういえばテレビコマーシャルが減少した以外にも、大きな駅の駅前を歩いていますと昔はよくサラ金会社のアルバイトの方が親切にポケットティッシュを通行人に手渡してくれていたのですが、どうもその手のボランティアのような広告手法も経費削減のために縮小してしまったようですね。

まぁグレーゾーン金利の廃止ってのはサラ金業界にとっては相当厳しい事だっと想像出来るのでありまして、想像ですがサラ金の企業としての運営、つまり貸出とか回収とか資金繰りとか広告宣伝費の割合とかそーゆー会社運営にかかわること全てをグレーゾーンと呼ばれていた金利が適用できるものとして運用していたのですから、それが廃止されてしまって一気に利益率がダウンして、それだけならばまだ時間をかけて会社を立ち直らせることができたのかもしれませんが、追い打ちをかけるように過払い金の返還請求が全国から一斉に始まったのですから、たまったものではなかったのでは無いでしょうか?

たぶん想像するにサラ金業界ってのは今後は縮小していって、社会的な影響力も低下していくのだろうと思っているのですが、どうせなら今流行のリサイクルショップとでも提携して質屋さんにでも模様替えしたらどうでしょうかね?

幸いにも私はまだ質屋さんでお金を借りた経験はないのですが、小中学生の頃には近所に質屋さんがあって、新品では高価で購入出来なかったカメラですとかラジオなんかが店頭に並んでおりまして一度くらいは購入したことがある様な気が致します。

思えば質屋さんってのは画期的と言いますか、借りる方も貸すほうもリスクが非常に少ない金貸しの形態なのでありまして、お金を貸す方の質屋さんは借金の返済がなくても預かった質草を売却するだけのことですし、お金を借りたほうの人間も返済出来なければ預け入れた質草が流れるだけで、借金が雪だるま式に増えることも一切ないって素敵なシステムですから、どうせでしたら国で支援して質屋さんを支援すればサラ金業界も転身ができるのでは無いでしょうかね?