断る方法

借金やら連帯保証人に始まってセールスや宗教の勧誘に至るまで、人生を平穏無事に生きていこうと思うと、結構な頻度で断るって事を確実に行っていきません と、どうも具合が悪いことになる可能性が飛躍的に高くなってしまうのでありますが、なにせ断る技術なんてのを教えてくれる学校も通信教育も目にしたことが ありませんから、各自独学で断る方法を会得していまして、今回のコラムではそんな事について書いて見ようと思います。

でね、角を立てるとか相手を怒らせても全くさし支えないのでしたら、断るのは簡単で大きな声ではっきり”嫌だ、さっさと帰れ”と申し伝 えれば終わりなのですが、親類縁者ですとかご近所さんですとか会社の上司や部下などの同僚ともなりますと、後々のお付き合いもありますから、そう簡単に きっぱり断ることができないから困ってしまうって人が多いのでは無いでしょうかね?

ただね、地縁血縁とか職場とか何らかの関係が有って頼み事をしてくる人に対しては、結論(断る)まで長引けば長引くほど相手もしつこく 勧誘してくる場合が多いですし、変に期待されてしまうと尚更後々の関係がおかしな事になってしまいますので、ゴメンナサイって謝っても良いですから素早く 丁重に最初にお断りを入れてしまったほうが身のためですし、特におかしな相手ですとお話だけでも聞いてくれってのが常套手段ですが、そーゆー切り出しをし てくる場合に限ってろくな話じゃないですし、勧誘に慣れている人が圧倒的に多いので相手の話を遮ってでも、お断り申し上げる方法をお勧め致しますね。

つまり、詳しく話を聞けば聞くほど断りにくくなるし、断る相手に足して申し訳ないって妙な感情が芽生えてきますから、出来るだけ早い段 階からお断りの意思表示を相手に明確に伝えることがとっても肝心で、変に議論したり理屈を付けるのは逆効果なので、ゴメンナサイねで断ったほうが確実だと 私は思います。

追伸
選挙の時期になりますと、創価学会に入信されているご近所さんが公明党への支援をお願いに来たり、共産党の支持者の方が挨拶に見えたり、様々な関係者が手 ぶらで投票のお願いにいらっしゃいますが、そーゆーお願いは楽なもので、どーせ誰に投票するのか相手には分かりませんから、波風を立てないように分かりま した頑張って下さいって言えば良いかと申しますと、なにせ皆さんご近所さんですから、これが結構対応が難しかったりするので有りますね。

まぁ投票に行かないって意思表示も有りますけどね。

朗読版