売れない対策
会社全体でも営業マン個人でも今まで通りに営業しても全然売れなくなって困ってしまう事が有りますし、時には長期間に及ぶスランプ期間に入ってしまう事だって長く営業や販売をしていますと一度や二度は経験するのではないかと思いますが、当人にとっては笑い事じゃないですし特には会社の業績に直結しますから何らかの対策を考えたりするのが当然の流れだと思います。
はて行動の量が足りないのか?セールストークが問題なのか?営業マン本人の表情が暗いからなのか?不景気だからとか考え出せばキリが無いのですがこの辺りは言い訳なのかそれとも原因をちゃんと究明して対策を考えるのかははっきりする必要が有りまして、ちゃんと対策まで考えるのは原因の究明で言いっぱなしで終わってしまうのは単なる売れない言い訳ですよね?
でね、良く有るのが原因を色々と考えて対策を打つのだけど根本的には営業マンが自信をなくしているだけが問題で、自信が無いから客先で堂々と商談を進めてクロージングまでたどり着いて契約まで持っていけないって事も多いのではないでしょうか?
しかしながらもっと厳しい場合には見込み客が全然いなくて商談を誰かにするとかプレゼンして話を進める前段階までいかなくて、ひたすら虚しい飛び込み営業を続けるとかテレコールをするとか見込み客確保が充分でないのが根本的に売れない原因である場合が多いと思います。
見込み客があって商談をかける相手がいればセールストークを研究したり応酬話法を社内ロープレで繰り返したり、プレゼン資料を見直したりと商談の決定率を上げれば売れない対策になるのですから簡単な事で、対策のうちようが幾つも出てきますがやはり見込み客の確保が出来ない状態なのが一番対策が大変なのでは無いでしょうか?
私の過去の経験で書きますと仕方が無いので薄いいつ買うか分からないような見込み客を出来るだけ沢山集める作戦のような対策が多かったと思いますが、法人相手に売り込み無しでアンケートのお願いを試してみたり、お客が興味を引きそうな小冊子を作成してそれを配ってみたり、とにかくすぐに買ってくれるお客を探せればそれに越したことは有りませんが、それが無理なので可能性の低い人でも最低限のリストに入れてしまうような動きを徹底した覚えが有ります。
もちろんちゃんと原因がある場合はそれに応じて対策を立てなくてはいけないのですけど、往々にして考えてないでとにかく今まで以上に動きまわってみたら気がついたらスランプから脱出していたなんて事も多いのです。
朗読版