人口減社会への対応

さて現在の日本はどう考えても移民でも受け入れない限り、もうもの凄い勢いで人口が減っていくのでありまして、過去において人口は増える事しか経験していませんので、未体験の状況を迎えるわけで、人口が減少する=パイが減って国全体の消費が落ちる=経済も縮小するって分かっていても、個々の企業や個人は生活を継続させて行く必要が有りますから、なんとか早いうちから人口減社会への対応を考えておく必要が有るのですよね。

でね、最初に人口が増える事しか経験していないって書きましたが、人口が増えていれば需要は伸びて売り上げの確保が簡単ではないまでも、可能でありましたし企業経営においても年功序列を取り入れて、毎年給料を上昇させる事が出来たのですが、人口が減っている状態ですと大部分の産業におきまして毎年、売り上げを伸ばしていく事が難しくなってきますので、人を減らすか賃金をダウンさせるかって対応が必要になって来るでしょうね。

つまりその大企業でも零細企業でもSOHOでも今までは、営業目標や指針を考えて策定する際には、基本的に前年度より支出も増えて売り上げもそれに対応すべく、少なくとも前年と同等の売り上げの確保をする事を前提にしていたのだと思いますが、急激な人口減少の元では、それも根本的に難しいって事で、石橋を叩いて渡るような経営方針が必要になって来るのでは無いでしょうかね?

まあ基本的には選択と集中、それに売り上げが前年よりも落ち込んだとしても利益が確保出来る企業体質を構築できたところが、又は正反対にグローバル経済に対応できた企業のどちらかが、生き残っていけるでしょうね?

つまりその両極端になりますが、選択と集中によって特定分野での専門性を発揮できているとか、隙間的産業で他社が容易に参入出来ないような強みを持つ企業か、もしくは絶対的且つ圧倒的な規模を持って価格誘導や業界支配が出来るようなグローバル企業が生き残って、中途半端な位置で考えて居るような企業は市場から退場させられてしまうのでは無いでしょうかね?

追伸
日本の人口減社会における問題の解決をより難しくするのは、世界的には人口が爆発的に増えているって事なので有りまして、エネルギーや食料は不足してきますし、世界的な消費は拡大する反面、グローバルな企業間の競争はより激しくなってくるので有りまして、人口が減って体力を消耗した企業にとっては、世界的な競争に打ち勝っていくのは少々荷が重いかも知れないですよね。