飛び込み営業は楽しい

子供の頃には色々な事に熱中したものですし嫌いな勉強であってもごく限られた好きな分野であったら何故か熱中して誰に命令されたわけでもないのに、夜遅くまで一生懸命に取り組んだものです。

社会に出て仕事が生活の中心になるわけですけど、最近になって改めて営業の仕事をやっていることは非常にツイているんじゃないかな?と思うことが多いのですけど、多くの営業マンが苦手だとかやりたくないって思っている飛び込みの営業もとても楽しいのです。

最近の私は市内の店舗をターゲットにして新規顧客開拓の飛び込み営業をやっているのですけど、私の心のなかでは宝探しゲームみたいな遊びに熱中しているようなものなんですね。

まぁお店を開いて営業しているところに飛び込む訳ですから、いきなり訪問してきて営業トークなんて始めてしまったら、そりゃ仕事の邪魔で相手に迷惑ですから、基本的に挨拶して入っていってご案内のチラシをお渡しして挨拶して出てくる事の繰り返しなんですけど、これがやってもやっても改善の余地があってまぁ釣りみたいなもので面白いんです。

まず目立つところで飛び込んだ訪問先に置いてくる案内のチラシなんですけど、何度も何度も繰り返し作りなおしまして既に10回以上は内容変更をしているんですけど、この改善の繰り返しをする事によって反響率が徐々に改善してくるんです。

そりゃ劇的に営業の反響率が向上するような事は有りませんけど、自分で工夫して色々と試してみてそれがダイレクトに営業成果に反映してくるゲームみたいに考えるのはとても楽しいことです。

それと見ず知らずの初めてのお店に飛び込んで入って行って案内チラシを置いて返ってくるだけの短い時間であっても、入って行く時の挨拶の言葉でも、自分の表情も会釈の仕方でも徹底的にね考えて考えて見なおしているのですけど、営業マンの自分が居てその中に営業コンサルタントをやっている自分がもう一人いるようなもので、つまり一人二役でもって新規顧客開拓のゲームを毎日楽しんでいるわけです。

例えばですね魚釣りをしていまして全然アタリが無いなんて状態だったとしてですね、これを魚に問題が有るとは誰も思わないですよね。

釣り針を変えてみたり糸を変えてみたりエサを変えてみたり場所を移動したりとにかく自分でできる事を考えて工夫すると思うのですけど、これを苦労だと思ってやっている人はたぶん誰も居ないですし、それを趣味にしている人はそれが楽しいんんですよね。

営業の新規顧客開拓の飛び込み営業もそれにとっても似ていて考え方と行動を変えますととても楽しいゲームになるのです。