企業の再生と復活

えっと赤字が累積して返済不能だとか経営に行き詰まった企業が廃業や倒産に至らないで、会社更生法なる法律に乗っ取って再生の道を歩み出すって事が結構有るようですが、聞くところによりますとこの会社更生法の適応を受けた企業が再生計画にのっとって再生に成功する割合は結構高く、九割前後なのだそうですが、まあ債権を大幅にカットして現在に状況から返済可能な借金の返済に減額したりして、営業を継続する訳ですからそのくらいの成功率になるのでしょうが、果たしてこれは良い事なのでしょうかね?

まあ勿論債権者にしても会社更生法が適応されて再生して貰ったほうが(多額の債務の圧縮されたとしても)多少なりとも債権の回収が出来るので良いのかもしれませんが、想像ですが杜撰でいい加減な乱脈経営を隠して会社更生法など適応されたのでは、冗談ではないですし個人的にはどうも債権の圧縮、つまり借金の棒引きって行為は納得しかねる部分が有りますね。

例えば会社更生法(又は民事再生法)を申請して申し立てが認可された企業に商品を大量に納入している会社が、納入した商品代金の回収が不可能又は大幅に減額されて経営に行き詰まってしまうような場合に、変な話ですが会社更生法(又は民事再生法)を申請した企業は生き残って場合によっては復活致しまして、逆に破綻した企業に商品を納入していた企業が代金の回収不能によって倒産してしまうような事態が出て来るのでは無いかと思うので有りまして、まあ両方倒産するよりもましって考えもあるかもしれないのですが、どうもおかしいような気が致しますね。

でまあ再建計画を承認するかどうかの判断を迫られる債権者も結構大変だなって思うのが、例えば売掛債権が1億円有ったとして、そのまま破産(倒産)させてしまうと資産を売却しても一千万円しか戻って来なくて、再生計画によると3年で三千万円返却されるって事になりますと、やはり多くの経営者が7千万円の回収不能には目を向けないようにして、再建計画を認めてしまうのでありまして、何と言いますか借金しているほうが強いって感じになってしまいますよね。

それとね、会社更生法(又は民事再生法)によって見事?復活を遂げた会社を一部のマスコミで持ち上げるような場合が有りますが、そもそも大幅に債務をカットして(借金の棒引き)おいて、過去の実績や情勢によっ再生可能な計画を策定して再生行動がスタートする訳ですから、そりゃ成功率が高いのは当たり前の話でして、持ち上げるほうがおかしいと思うのです。