コベナンツ条項とは

えっとコベナンツとか金銭の借り入れや社債の発行時などに契約書に盛り込まれる事が多いのですが、思い切り噛み砕いて咀嚼してしまって解説してみようと思います。

では先ずあなたが小学生の時代に戻って頂いた事を想像して貰いますが、そんなあなたが毎月のお小遣いでは到底買えないような高価な玩具、まあ電子ゲームでも何でも良いのですがとにかくそーゆー物がどうしても欲しくなりまして、両親に対してお願いと言いますか交渉する事に致しました。

まずその交渉内容としては、その玩具を購入するに必要な金額(資金)は貰うのではなくて、お小遣いの先払いって事で出して貰いまして、その後は毎月のお小遣いの半額を返済に充当しまして約一年間で完済するって内容を元に交渉していますと、財布の紐を握るお母さんがこんな条件(コベナンツ条項)を出してきました。

お母さん(金融機関)曰く、そんな電子ゲームなんて買っちゃったらゲームに夢中になってしまって勉強する時間が減ってしまうじゃないの、じゃあ条件としてテストの点数が累計で2回80点以下をとったら即その電子ゲームはハードオフ(中古ゲームの買い取り屋さん)へ売却して、それでも返済の残債が残っていたら、借金が無くなるまでお小遣いは無しにします。

とまあ教育熱心なお母さんなのか、元サラ金の財務部に勤務していた経験が有るのか知りませんが、とにかく借金をするにあたって、返済条件以外に、売上高とか経常利益とか場合によってはリストラ計画だとか、業務に直接関与するような部分にまで手を突っ込んできて、貸し出しの条件にするのでありますが、こーゆー条件を突きつけられるってのは、まあ少々回収に不安があるからって事なのでしょうね?

まあ貸すほうとしては出来るだけ不良債権化したり回収不能になるリスクを軽減したいと考えますから、なんだかんだと条件を付けたくなる気も充分理解できますが、逆に借りる側につきましてはそーゆーコベナンツ条項みたいなものが追加で盛り込まれていますと、借金の返済よりも条項を守るほうが余程大変だったりする場合が出てくるので有りますよね。

つまり先ほどの電子ゲームの場合ですと、返済に関しては小遣いが半分になるだけですから特に問題なく返済が可能であると想像できますが、テストの点数で80点以下一回で警告が来て、二回目の80点以下の解答用紙を持ち帰って段階で、全てが水の泡と言いますか何もかも失って更に借金だけが残る可能性も高い訳ですよね。

ですので資金の借り入れなどでコベナンツ条項が盛り込まれている場合は、とっても注意が必要では無いでしょうか?