世界同時不況と個人での対策
はっきり言ってどんなに個人が会社の命じるままに有給休暇もとらないで毎日一生懸命働いていても、アメリカ発世界同時不況なんて事態になりましたら、もう個人の力とか今まで一生懸命働いてきた努力とか信用とかそーゆーものが時として会社の倒産や人員整理によって一瞬にして水泡と化してしまうのが現代社会なのでありますが、文句を言おうと政府の悪口を言おうと、自分のブログに建設的な意見を書き込もうと、世界は変わりませんが、出来る限りのリスクに対する備えってのはしておいたほうが良いでしょうね。
ただまあこの原稿を書いている時点で既に世界は景気の底へ向けてまっしぐらに下降中ですから、今から世界同時不況の対策を行っても、泥縄と言いますか付け焼き刃的にはなってしまうと思いますが、とにかくまあ書き始めた以上、書き進めて行こうと思います。
でまず世界同時不況といってもデフレが進行しているのか、ハイパーインフレが進行しているのかによって対処が違ってくると思いますが、過去の不況とか経済危機ってのはおしなべてインフレ基調と言いますか、オイルショックで原油が不足して石油製品をはじめとして、狂乱物価とも言われるほどの物価上昇が日本中を席巻したようですが、どうもインフレによる不況よりも、2009年に起きているデフレを伴う不況のほうが、過去に経験が無い分だけ対応が難しいようですね。
で個人での対応に的を絞って書きますと、そんな事をしたら益々景気が悪くなると言われようが何しようが、デフレの時ってのは現金の価値が上昇する傾向に有りますので、まず生活必需品以外は購入しないのが鉄則だと考えるので有りまして、特に安くなったからと言って新築のマンションや乗用車をローンを組んでまで購入する事は避ける必要が有ると思います。
それに換金性の低い資産から順次、現金化しておくほうがやっぱりいざというときの現金なので有りまして、まあ不況になると値下げしないと売れないってことで色々なものが値下げされたり、税金が優遇されたり致しますが、安易に乗って無駄使いしないようにするのが個人レベルでは必要では無いでしょうかね?
それと不況で結構企業の業績に明暗が分かれるのですが、はっきり言ってクビとか解雇を言い渡されてから転職先を探すなんてのはやっぱり遅いのでありまして、少しでも先行きに不安を感じましたら、まあ転職を実際に行うかどうかは別に致しまして、再就職先に困らないように少しは活動しておいたほうが良いのでは無いでしょうかね?