諸刃の刃の情報公開(訴訟)

インターネットが普及し始めまして最近では個人でも特別なスキルが無くても簡単にブログやホームページが開設できるようになって来ましたが、何かいさかいやトラブルや係争があった時に一方的な攻撃を情報公開と称して自分のホームページに掲載するような行為が増えて来ているように思うのですが、今回のコラムではそんなことについて書いてみたいと思います。

まずね相手に何か自分の権利を侵害されたとか、騙されたとか不利益を被る行為をされた時に、相手にされないとか警察も民事不介入とやらで動いてくれない場合など、本来なら裁判に訴え出て法廷闘争に踏み切るべきような時でも相手が大きな企業で弁護士を立ててきているとか、裁判にかかる費用とか手間とか自分も弁護士を雇うには金銭的に負担が大きすぎるなどと行った裁判に踏み切ることがためらわれる場合に、昔でしたら泣き寝入りって状態でも今ならホームページで相手の悪行を告知して事態の打開を図るって方法に望みをかけるって手法は気持ち的には分かるのですよ。

相手の悪行を公開することによって係争相手にダメージを与えて、交渉のテーブルに引っ張り出して事態の収拾を計ろうってストーリーを考えての行動の場合が多いのでは無いかと思いますが、しかしながらこれは相当注意深く行動しませんと、相手に小さなダメージを与えるのには成功しても逆に自分に大きなダメージがかえってくる場合も有るのでは無いでしょうかね?

つまりその自分の側から見た事実を一方的にホームページで公開して相手を攻撃するって事は、例えその原因が相手の側にあるとしても名誉毀損ですとか営業妨害で訴えられる危険性が出てくるので有りまして、もしそんな事になってしまいましたら下手すると今度は自分が訴えられて攻守逆転って事になってしまいますからね。

まぁ情報公開と称して相手を攻撃したくなる気持ちも十分理解出来るのでありますけど、最終的に法廷闘争になった場合では下手な攻撃は自分をとても不利な状況に追い込むことになりますし、少し冷静になる必要が有る人も世の中には多いのでは無いかと思いますね。

何と言いますかインターネット上には事実無根の誹謗中傷ですとか流言飛語が溢れかえっている世界ですし、例え真実を発信したと思って公開しても一点でも事実と違う点が混ざっていたり事実関係に食い違いが出ている部分を書くと、相手に付けいる隙を与えてしまうって事になりますからね。