決算対策について

このコラムは3月末日つまり弊社は3月決算ですので一年間の最後の日に今期も色々あったけどどうやらまだ会社も存続して 4月を迎えることが出来るのだななどと思いながら書いているのでありますが、決算の方は残念ながら少々の赤字決算になる見込みなので有ります。

さて企業における決算ってのはいわば通信簿のようなもので、どれだけの売上が上がってどのくらいの経費を使って利益が出たのか赤字になったのかを客観的に数字で出てくる代物なので有りますが、日本の税制の関係上で利益が出たらその分だけたくさん税金を国庫に収めることが出来る権利?が発生するのでありまして、そんなわけで出来るだけ多くの利益が出ているように時には粉飾決算に手を染める経営者がいると思えば、逆に支払う税金を少しでも節約するって考え方で利益が出たら圧縮を考える経営者もいるのでありまして、まるで正反対の行動をとる企業が出てくるって考えてみたらおかしな状況なのですよね。

まぁ弊社の今期のようにがんばりのかいも無く赤字決算になってしまっても誰かに決算書を見せて評価を受ける訳でもない場合でしたら、粉飾決算をする必要も無くかといって利益を圧縮する方法を考える必要も無く淡々と決算処理を行えば良いのでありますが、株主総会で決算の発表をしなくてはいけないとか銀行に決算書を持参して融資を申し込まなくてはいけないとか、個人の思想信条によりまして収める税金は一円でも安くしたいって人は色々と決算対策を自分で考えたり税理士に相談したりするのでしょうね?

ただ思うに税理士とかその道のプロの手にかかればある程度の決算対策と言いますか、法律で認められた範囲の話ですけど利益の額を調整したり見かけ上の決算内容を良く見せることが出きたりするって事実はなんだか変な気がするのでありまして、決算対策をしっかりやらないと損をしたり不利益を被りますよって話はどうなのかなって思いますね。

それはまぁ銀行ですとか投資家ですとかM&A関係に携わる人ですとか企業を判断する絶対的な指標が決算書なのでありまして、その決算書が調整可能ってのはどうかなって思いますし、確か数年前にとある銀行から政府保証付きの融資を引き出してあっさり倒産させてしまった詐欺容疑の事件では、決算書を偽装と言いますか架空の内容で作成致しまして、現金をせしめていたと記憶していますけど、銀行が騙されるのですから決算書ってのは頭から信じてしまっても問題が有る代物かもしれないですね。

追伸
巷では今日を限りと決算売り尽くしなんてセールを至る所でやっていますが、これも日本の風物詩って事になるのでしょうか?