使えない経営コンサルタント
これは言い尽くされている事かどうか知りませんけど、出来の悪い口先だけで中身が全く無いコンサルタントほど、あれも出来るこれもコンサル出来ると 大風呂敷を広げがちで、しかも抽象的なことしか言わないってのは正解では無いでしょうか?
まぁそもそも、経営に関して蘊蓄を述べて上から目線でものが言えるので有れば、人に講釈たれていないで自分でさっさと企業を立ち上げ て、上場するなり沢山の利益を出して納税の形で社会に貢献でもすれば良さそうなものだと誰もが思うのですが、一部の成功した経営者が相応の年齢になってリ タイヤしてから半分ボランティアで経営コンサルタントをやっている場合以外は、過半数の経営コンサルタントが自分で企業経営をやってみたら、直ぐに倒産し てしまうのではないでしょうかね?
でね、実は私もその手の人の講演を何度か聞いた事が有るのですが、約半分の講師は有益な話が聞けたと思いますけど、残りの半分は時間の 無駄以外の何者でもないような講演の内容で有りまして、抽象的な表現のオンパレードなのですよね。
例えば、商品の差別化をしないといけませんとか、付加価値を付けないと利益の確保は難しいですとか、誰でも知っているような事をさも凄 いことのように話されて、具体的な事例も何も無しに抽象的な原則論に徹してしまうような、人も結構多かったりするのですがそれでもこの商売が成り立って居 ることに時に驚きを感じてしまいますね。
勿論中には的確に有益なアドバイスが出来る人も、報酬を支払うに値するコンサルタントの先生も希には存在するのでしょうけど、圧倒的大 多数において時間の無駄とお金の無駄って場合が大いと個人的には思っています。
追伸
溺れる者は藁をもつかむって諺が有りますけど、企業経営をしていましてどうにも業績が芳しくなくて、このままでは会社を畳むか、最悪の場合は夜逃げでもしなく ちゃって事になってしまいますと、経営者によっては外部の助けを借りようって事になるのは間違いじゃないと思いますけど、経営コンサルタント業なんてのは そーゆー需要が有るから成り立っていると私は思うので有りまして、良く考えて相手を選びませんと、上から目線であーだこーだ言われて結局業績は好転しない ままお仕舞いって事は、良くあると思いますからね。
まぁ個人的には経営者が自分に自信が無くなって他人に頼ろうとした時点で、その企業はお仕舞いだと思っていますからね。
朗読版