贈与税について考える

鳩山由紀夫首相が母親からお小遣いとは到底言えない多額の現金贈与をうけていて贈与税を支払っていなかったことが発覚致しまして問題になりましたが、どうもこの贈与税ってのは曖昧なところが有り抜け道だらけで、脱税が多いような気が致しますので今回のコラムではそんな事について書いてみたいと思います。

確か昔ニュースか何かで見たことを記憶しているのですけど、成人して結婚して世帯をもって独立して生活している人の中には少なくない割合で親から仕送りと言いますか数万円単位で資金援助してもらっている家庭が有るそうで、金額によりましては本来は贈与税として税務申告しなくてはいけないと思うのですが、果たしてちゃんと税務申告している人はどのくらいいらっしゃるのでしょうかね?

何と言いますか土地などの不動産資産ですとか株券等の有価証券でしたら名義変更が発生致しますので、税務署などの関係筋でも実態をつかめると思うのですけど、例えば親が子供の誕生日のプレゼントに一億円のダイヤモンドの指輪を贈った場合はどうなるのでしょうかね、たぶん婚約者に高額の宝石類をプレゼントするセレブな人達などもいらしゃいますが贈与税を支払ったなんてことは聞いたことがありませんから、たぶん厳密に言えば脱税状態なのではないでしょうかね。

宝石以外にもありがちだと思うのに、親が子供に車を購入してあげるなんてのも中古車ならまだしも、セルシオとかベンツなんて高級車を子供に購入してあげたしまったら税務署に確認するまでも無く贈与税の発生と答えが返ってくるでしょけど、実際に税金は発生していないんではないかと思います。

それとこれは昔、何処かの本か雑誌で見た記憶が有りますけど信仰の対象は贈与税がかからないのだそうで、純金の仏像とかマリア様を親が在命中に作っておけばその純金製の像を譲り受けるのは信仰の対象ですから無税で譲り受けることが出来るような事が書いて有りましたけど、なんだか抜け道が沢山有ってしかも無申告の事例が山ほど有るような気が致しますね。

まぁ贈与税ってのは富の再配分システムのような役割を持っているのだと思いますが、どうも機能していないところが多すぎるような気がするのでありまして、その結果として裕福層と貧困層は何時まで経っても入れ替われなくて社会の二極化が固定してしまった社会のような気が致しますね。

このあたりは国民総背番号制でも導入致しませんと解決は出来無いと思いますけどね。