景気回復の兆し

株価が上昇してきて富裕層が少々潤いまして高級時計や高級外車やブランド品の売上が持ち直していまして、鳩山内閣の支持率は急落していて富裕層に属さない一般庶民の不満や鬱積は高まっている今日この頃のように感じるのですが、今回のコラムでは景気回復について考えてみたいと思います。

さて過去何度もと言いますか失われた10年とも20年とも言われるほど、景気が悪いのが普通の状態ってくらいの状態を長く続けてきましたので、企業の方もドライな考え方がすっかり定着してきたので有りますから、不採算事業の切り捨てですとか事業の統廃合に伴なう人員整理も慣れてきた企業も増えてきたのか、大手企業を中心に業績の回復とまでは行かないまでも、持ち直してくた企業も少なくないようですね。

これで政治が安定していて明るい将来への政策が示されていましたら企業のほうも、いつまでも首をすくめていても仕方が無いから少しは業務拡張するとか設備を増強するとか考えまして、それにともなって正社員の求人も増加するとか、世間にお金が回りだしまして日本全体の景気が浮上を始めるのではないかと思うのですけど、どうも子ども手当では日本在留の外国人労働者の本国に残してきた子供にまで子ども手当を配りだしたり、トヨタ自動車がアメリカで執拗なバッシングを受けていても政府は知らん顔していたり、公約の高速道路はいつの間にか高速道路値上げの話になっていたりと、これはまもう多分次の参議院選挙で民主党が大敗して政治的な混乱が発生する気配が濃厚ですから、景気の回復を感じてきた大企業も財布のひもを緩めるわけにはいかないって状況なんでしょうか?

何と言いますか私の周りは株式投資に熱をあげている人もいらっしゃいませんし、景気が良くなったと感じている人はいないようなのですけど、日本は嫉妬社会と言われていますからホントは結構景気が良くなってきて、金回りが良くなってきたのにひたすら周りに隠して不景気な顔をしている人が多いのでしょうかね?

そう誰かが成功して金回りが良くなったら祝福するよりも羨んだり嫉妬しちゃうのが日本だけじゃないと思いますがごく普通の現象なので有りまして、景気回復の兆しが出てきましても株価などの数値で現れてくる部分は別に致しまして、生活範囲ですとか仕事の取引先関係などの間では景気回復の兆しを見つけることが出来ないのでは無いでしょうかね?

それがなくなれば景気回復のスピードももっと早くなるのかもしれないですね。