社員をリストラする方法を考える

どうも景気が悪いニュースが多いとコラムの方も薄暗い方向に話が行ってしまうのですが、大胆なリストラや人員整理によって短期間で急激に業績を回復した企業も存在するのでありまして、そんな訳で今回のコラムでは社員をリストラする方法について書いてみたいと思います。

泣いて馬謖を斬るって話は中国の三国志で組織の規律を保つために優秀な人を切ってしまうお話ですが、企業におけるリストラの場合は優秀な人には会社に残って貰って再建に力を尽くして欲しいですし、使えない社員の方々には後を濁さず速やかに会社からさって頂きたいと経営者は切実に思うわけでうが実際には逆になってしまうケースも少なくないですよね。

これは書くまでも無いですが他に転職出来る優秀な若手から中堅社員はさっさと転職先を見つけてしまいますし、業界内に強い人脈を持っている古参社員も幹部として他社に迎え入れられて残ったのは使えない中堅社員と、まだ教育中の新人社員だけなんて大げさじゃない事態になってしまって、結局は倒産してしまう会社だって少なくないでしょうね。

もちろん社長はそうならないために普段から注意していなくてはいけないのですが、努力の甲斐もなく業績が下降線を辿り出して回復の望みが薄いと感じたら可及的速やかに行動に移すことが最善の社長の取るべき行動ではないでしょうか?

だってねグズグズしていたら会社の資金はどんどん底をつていきますし、リストラで希望退職を募るにも退職金は必要になりますし、なんせ自分の会社の経営状態が危ないと社員が感じだしたら優秀な社員ほど素早く次の身の振り方を考えて行動に移してしまいますからね?

ですから緊急幹部会議だとか役員会だとか何ヶ月もかけて繰り返して行くとどんどん状況は悪い方向に向かってしまうのが世の常で、やっぱりこういった時こそ社長の決断力が試されると思います。

先日も日本航空の希望退職の募集に応募者が予想以上に集まってしまって、一部を留意するとか退職時期をずらして貰うとか嬉しい悲鳴とは言えないまでも、一応計画通りに事が運んだ状況だと思いますが、あれってやっぱり応じた場合の割増の退職金とかしっかりしているから応募者が集まったわけで、退職金も出せないような状況にまで追い込まれてしまっていたら、こんな状況にはなっていなかったですよね。

社員をリストラによって人員整理するなんてことは誰もやりたくない仕事では有りますが、決断を誤ると共倒れで全ての社員が不幸になってしまうのでは無いでしょうか?