適正人員と人員過剰と人件費倒産

ソフトウエアの開発とかホームページの作成関連の仕事をやっていますと、適正人員の配置がとても難しくて毎月一定の仕事量で安定していれば良いのですが、ある月は仕事が全然無くて社員にさせるべき仕事が全然無かったり、逆に年度末の繁忙期には仕事が集中して入ってしまって現存の社員だけではとても手が回らなくて、かといって納期を遵守しないとクレームになるしお金は入ってこないし全く適正な人員配置はとても難しいと思います。

独断と偏見で書きますと年間を通じて仕事量が一定でなく繁忙期を持っている例えば引越業界ですとかケーキ屋さんですとか、花屋さんとかでしたらまだ繁忙期だけは臨時のアルバイトを雇って仕事をこなすことが出来ると思いますし実際にやっているところも多いと予測しますが、ソフトウエアの開発ですとかデザイン関係ですとか、仕事に特殊な技能が必要な職人芸を要求される職場では、アルバイトやパートを臨時に使ってその場をしのげるわけではないですからね。

まぁ堅実経営を目指すのでしたら一番仕事量の少ない時期に合わせて人員配置と経営計画を立てれば良いのかもしれませんが、忙しい時期に会社にとって良いお客を断ると折角の良いお客を逃してしまう事にもなってしまいますからね。

私のような零細のコンテンツ作成企業の場合は何社かの同業者と日頃からお付き合いをしていまして、技術的な情報を交換したり助け合ったりしている事も多いのでありますが、どうも自社が忙しい時は他所の会社も同じように受注を抱えて忙しい時ばかりですし、当社が暇な時期はやっぱり同じように基本的に暇なので有りまして、そうなると仲間同士で仕事を融通することは最初から計画に入れない方が安全なんですよね。

さて労働集約型と言われる開発型の企業が倒産する場合は、借入金の返済などで資金繰りが圧迫される場合が多いのですが、それ以外の理由として売上不振で資金不足になってしまう時ですよね。

ソフトウエア産業は仕入原価が無くて粗利率が高くて人件費以外はかからないので、仕入れに苦労している社長からは全部儲けで羨ましいなんて事を昔は良く言われたものです。

しかしながら現実はそう甘いものじゃなくて、景気の良いときに仕事量に合わせて人員を増員した途端に、受注の減少に見舞われまして過剰人員の人件費の捻出に四苦八苦している会社が今は多いと思うのですが、かといって簡単に社員をクビにはでいないですし受注が急に入ってきたことを考えますと、それなりに成長した技術を持った社員を手放せないので有りますね。

そうやって倒産してしまう会社も結構あるのかななんて思っています。