社長とうつと業績不振

私はレッテルを貼る行為ってのは基本的に好きではあ有りませんし、どうもレッテルを張った瞬間にその状況が固定化してしまうような気が致します。

さて今回のコラムは社長とうつって事について書こうと思いますが、鬱病となりますとこのレッテルでは完全に病気って事になっていまいますが、なにせ会社の生存率は10年で一割以下の状況ですから、うつ状態の社長さんも全国にはたくさん存在すると思います。

私の独立してからの過去を振り返りますと、そりゃ売上不振状態ですとかクレームを抱えてしまったとか、従業員が思ったとおりに働いてくれないとか様々な要因で欝な状態であったことは一度や二度ではないのでありますが、これは別に病気でも何でも無いんですよね。

それりゃまぁ周りの環境の悪化で心にのしかかるストレスのおかげで欝な状態にはなりますけど、社長が自分の状態を鬱病だと決めつけてしまっては会社の運営もおぼつかなくなるのでありまして、単に良くないことが身の回りに起きて心が落ち込んでいるだけだと理解しています。

さて精神科の関係者の方に言わせますと、違う意見が出てくると思いますが会社経営者とか社長ってのは鬱病になる権利は持ち合わせていないと思っていた方が良いと思います。

もちろん普通のサラリーマンに比べまして心が欝になってしまう事は山のように我が身に降り掛かって来ることが多いでしょうけど、せいぜいその日だけの問題で翌日になったらまた新たに気力が充実した状態に復活出来るだけの心を持ち合わせるように、考え方を変えることも時には必要だと思いますね。

なんたってその権利を持ち合わせていないのですからね。

私の過去を再度振り返ってみますと、どうしようもない業績不振の時期も有りましたし社員が急にいなくなってしまって抱えていた仕事の山の前で一人で呆然とした過去も有りますが、もしその時点で勝手に鬱病にでもなっていましたら、たぶんその時点で会社はおわりを迎えていたでしょうし、坂道を転がり落ちていたと予想致します。

ですから再度書きますが社長になった以上は鬱病になる権利は放棄したと心に固く決めて、少々の困難や不幸を笑って冷静に考えられるように自分の心を改造する必要が有るのです。

何といっても社長業なんてものは欝になる原因に周りを囲まれて仕事をしているようなものですからね。

業績不振だって最悪の場合は会社がなくなるだけで別に命まで取られることも無いわけですし、頑張っていればリベンジするチャンスだって必ず有りますからね?

では希望を捨てないでベストを尽くしましょうね。