車の資産価値

ここ数年はすっかり自転車にはまってしまいましてクルマに乗る機会がめっきり減ってしまったのでありまして、小型乗用車を所有していても税金とか自賠責保険とか任意保険とか無駄に支払っているような気がしたので今まで乗っていたターセルを下取りに出して軽自動車に買い換えることにしたのですが、そこで感じた車の資産価値について書いてみようと思います。

まず中古車店を何件か回ってみまして感じたことですけど、新車で購入してから下落する資産価値ですけどどうも高級車と軽自動車は比較的資産価値の減少が少なくて、普通車とかワンボックス車、特に燃費の悪いRV車などは資産価値の減少率が高いと感じたことです。

まずその一昔前でしたら値段もつかなかったような走行距離10万キロに迫るような10年前の軽自動車でもそれなりの値段で販売されていまして、販売されているって事はきっと購入する人が沢山いるのでしょうけど、一昔前の人にとっては軽自動車なんてのは耐久性に問題が有ってどんなに頑張っても走行出来るのはせいぜい10万キロって思われていたと思いますが、どうやら時代が変わりまして軽自動車の耐久性も随分と向上して軽く10万キロを突破出来るようになって、維持費も安いために古くなっても資産価値として結構な状況になっているようですね。

逆に悲惨なのは2000CCクラスの普通車でして、図体がでかくて燃費が悪くておまけに税金や保険が割高になる車なのでありましてびっくりするくらいの安い値段で中古車販売店の店頭に並んでいたりするのでありまして、時代が維持費が安く燃費の良い車を歓迎している結果なのでしょうね。

それに所有している車が社会的なステータスを表しているなんて時代はとっくに終了致しまして、単に移動するための手段でしかないって事に気がついてきたのではないでしょうかね?

って事はですね新車で車を購入する場合に無理して大きな高い車を購入するよりも軽自動車を購入する事にして、旅行にいく時などだけレンタカーを活用した方が維持費がずっと安くなる人も沢山出てきそうでして、しかも軽自動車のほうが数年後の下取り価格の下落が少ないのですから、さらに車の中の軽自動車比率が上がってくるような気が致します。

ただまぁ実際に軽自動車の良さがどんどん世間に認められてきますと、ダイハツとかスズキのような軽自動車が専門の自動車メーカーは販売台数が伸びるでしょうけど、トヨタとか日産のように小型車から高級車を中心に製造してるメーカーは日本国内での販売で苦戦してくるのではないでしょうか?