老害対策

最初に書いておきますと長寿高齢社会も別に悪い事だとは思いませんし、不老不死の妙薬でも開発されない限り人間いつかはあの世に旅立ってしまうわけですから、生きている間に好きな事をやっておきましょうって考え方も理解できなくは無いのですが、どうも医療の発達や食糧事情の改善のお陰で、昔ならとっくにご隠居状態で第一線を退いていた年代の人が、信じられない程元気で、時に老害って声が聞こえてくるようですので今回はその事について書いて見ようと思います。

※そーゆー私も後何年かすると五十代に突入してしまうので有りますが、精神的にはまだせいぜい実年齢の半分位って所でしょうか?

さて傾向と対策と言うくらいですから、私なりに老害の傾向について考えるところから始めてみようと思いますが、基本的には後進に道を譲らない、頑固で他人の意見に耳を傾けようとしない、上から目線でしか他人に意見をする事が出来なくてそれが当たり前だと思っている、でもって知識や技術や仕事の能力が衰えているのに地位や立場だけは上にいるので、はっきり言って賃金ばかり高くて邪魔者でしかない、とまぁ勝手に考えた結果ですがこんな風に老害の傾向が導き出されて来ましたね。

でその対策なのですが、これがまぁ経営者だとか老害の元凶となっている人よりも職位が上位の人でしたら、まぁ比較的簡単で直接話をして注意を促すなり、担当部署を移動して貰うなり、本人にその能力が欠けていると判断されたら降格させて後進に道を譲って貰うなり、速やかにしかるべき措置を講ずればよいのですが、問題は逆の場合なんですよね。

つまりその老害上司の下で、安い給料でしかも精神衛生上、上司の存在が大きな障害になっている場合の対応ほど難しい事は無いのですよね。

これがまぁ定年退職まで後数年って事がはっきりしていれば、未だ我慢が出来る人も少なく無いのではないと思いますが、役員にまで上り詰めていて定年退職の年齢が来ても関係ないとか、元々定年退職の規定が無い企業ですとか、定年退職まであと5年以上有る何て事になりますと、ちょっと絶望的な気持ちになってしまう人も、少なく無いかもしれないですね?

さてその場合の対処法なのですが、我慢して黙って現状に耐えるのが嫌であれば、クビを覚悟で徹底的に対峙するか、もしくはこっそり転職活動を行って転職してしまうか、もしくは会社を辞めて経営者の道を目指すのかどれかの方法になるのではないでしょうかね?