年代別の適正給与水準

今や死語・・にはなっていませんが年功序列型の給料ってのは仕事の内容と会社への貢献度合いと実際に支払う給与の額と釣り合っているかどうかは別に致しまして、人生に設計には実にうまく合致していたと思いませんか?

男性の正社員の場合で考えてみますと二十代の後半で結婚して、奥さんが専業主婦になるのか共働きかは別に致しまして、やがて子供が生まれまして大きくなって高校入学する頃になってお金が色々とかかる時期には、ちゃんとそれなりの地位に出世しているとか出世しなくても年功序列型の給与体系でしたら、ちゃんと子供を高校や大学に進ませてついでに?住宅ローンも払えるだけの給料を貰っている事が多かったんですよね?

更に時が進みまして定年まであと何年か数えるほどになりましたら、老後の資金の心配が出てくるわけですけど、これも年功序列型の給与体系でしたら仕事内容に見合わない?結構高い給料を貰っていますし、最後には退職金で住宅ローンの残りを返済してしまうなり老後資金の運用をするなり、人生のラストスパートへ向けて計画的な事が考えられました。

もちろん今でも年功序列型の給与体系を維持している企業も少なくありませんが、これはこれで同一賃金同一労働の原則ですとかパートや社員などとの待遇格差の問題ですとか、色々と是正すべき点も多いわけです。

でですね、私が思うには子供の養育費ですとか住宅ローンですとかこっちの支出の方は変化なしで、給与体系の方だけ年功序列型から成果主義に変えてしまいますと、どうしても大きな歪が出てしまうと思いますし、人生設計がうまく出きなくなってしまいますので給与の適正水準に合わせて支出を社会的に考える必要が有るような気が致します。

例えば教育費や養育費の部分ですがこれはもう民主党政権がやろうとしていますが、基本的に高校までを無償化して大学も無償化する代わりに入学の選考を厳しくしてしまって、進学率は三割程度にしてしまうとか、住宅関係もノンリコースローンの推進ですとか価格そのものを引き下げる方向で、住宅ローンを支払うために働いているような状況を改善すべきでしょうね。

他にも例えばベーシック・インカムインカムの導入若しくは年金制度の立て直しなどが必要になってくると思います。

何と言いますか右肩上がり経済で年功序列型の給料が働きに応じたよりフラットに近いものに変化して行くのであれば、年代別の給与水準も年代間の格差が無くなってきますので、やっぱしりそれに合わせて社会も変化しないといけないと思いますね。