TPPで儲ける方法
日本のTPPへの加盟はまだ予断を許さない・・じゃなかった相当危ない状況で今声を上げないと既成事実化されちゃいそうなんですけど、今回は視点を変えてTPP(参加後)に儲ける方法について考えてみようと思います。
考えてみればTPP参加後に儲かる方法なんて実に簡単なんですよ、条件と言えばまぁ日本人としての心を捨てる事ですけどね。
□農産物や食料の輸入で儲ける
日本の農家を守るための関税がまぁ米は残る可能性が高いですけど、その他の農産物は関税も撤廃されますし添加物やTPP参加後は安全基準も国内法よりもTPP参加国で合意したそれに統一されますから、そりゃもう安い農産物や食料品の輸入し放題、売り先はやっぱり大口の外食産業に限りますよね。
なにせ外食産業にとって原価コストの低減は死活問題ですしお客に提供する料理にいちいち原産国表示なんてしませんし、そもそもねTPPに参加したら原産国の表示も遺伝子組み換え食品の表示もできなくなって、もし遺伝子組み換え食品は使用していませんなんて表示を国や自治体が認めたら素早くISDS条項発動で訴えって賠償金を獲得できますからね。
えっ?何?日本の食の安全?国内の農家の生活?農地の荒廃?はぁ?そんなのTPP加盟各国に聞いてくれってところでしょうか?
□安い労働力の導入あっせんで儲ける
先の報道では中国もTPP参加へ興味を示しているようですけど、TPP参加したら外国人労働者の移動はもっと自由になりますし、日本人を優遇する事は難しくなりそうですし、なにせ安い労働力を欲しがっている経営者なんてそれこそ腐るほどいるんですから斡旋先には困りませんよね?
何でしたら研修生って名目もありますしね!
えっ?何?日本人の失業者が増える?外国人が増えて日本が日本じゃ無くなる?そんなのTPP加盟各国に聞いてくれってところでしょうか?
□訴訟で儲ける
訴訟で儲けると言ってもやっぱ弱い相手に仕掛けないと賠償金を分捕れませんよね、狙い目としては規制とか条例で住民の生活や環境や安全をしっかり守っている国に、TPP参加国間の間ではOKで実際には環境に悪影響だとか条例や規制で行政から待ったがかかるような代物をわざと国内に持ち込んで・・・あとは分かりますよね。
まぁそこまでやらなくてもTPPなんて文化が違う国同士が同じ土俵で戦うわけですから、一にも二にも条約や法律って事になりまして、慣習とかそーゆー事は何それ?の世界ですからね、おーいワーキングプアの弁護士さんこれからはあなたたちの時代ですよ!
えっ?訴訟だらけのぎすぎすした世の中になるって?訴訟で国や自治体が負けて税金が使われるって?そんなのTPP加盟各国に聞いてくれってところですよね?
というわけでTPPに参加しても儲ける人はしっかり儲かりますからBKDの皆さん頑張りましょうね。