企業の海外移転と海外進出の成功率と失敗率

今回のコラムは流行通信こと朝日新聞からの話題です。

まず記事のタイトルがいかにもアサヒらしいのでありまして”(限界にっぽん)第3部・超国家企業と雇用: 「海外、まず自分が出よう」”っておいおいいきなり日本を捨てて海外に活路を見いだせってタイトルなんですねこれが。

記事を要約するとこれからの日本は市場は縮小するし成長が見込めないから、企業は好き勝手に最適な国を選べって結論なんですけど、よくもまぁこんな記事を書けるものですよね。

確かこれは三橋貴明さんが動画で話していたと思いますが、人ってのは何らかの組織に属して社会生活を営んでいて、その最小単位が家族でそれから地域とか会社とかだんだん大きくなってきて、一番大きな組織が国、ここでは日本って事になりますがこれ以上大きな組織は無し。

そして私たちを守ってくれるのが組織でありまして、組織の中で守ってもらったり逆に助け合ったりするのが健全なナショナリズムの運営みたいな話だったと記憶していますが、つまり記事は仲間を捨ててどっかに出て行って幸せをつかみなさいって事で、よくもまぁここまで書くものです。

賢い経営者であれば世界を見渡して労働者の質が一番高いのは?教育水準は?インフラの状態は?などなど総合的に考えればわが日本がとっても良い国だと答えが出てくるでしょうし、そもそも日本は衰退していくってのは日本を捨てて出ていく企業が増えてきて内需が縮小していっているのですが、その先導役が朝日新聞をはじめとする国内マスコミじゃなかったマスゴミなんですよね。

もちろん企業経営者の最大の務めは自身が運営している会社を倒産させて、従業員やその家族を路頭に迷わせない事ですし、その理由から海外進出を考えるのは良いと思いますけど、さらに飛躍して国内の取引先や従業員を見捨てて海外移転しちゃうってのはどうも人の道に外れると思います。

でね海外移転の成功例はっていっても局地戦で勝利したに過ぎなくて長期的にはほとんど失敗するか無国籍企業になり下がると思っていますけど、失敗率ってとにかく出したら都合が悪いのか出しませんよね。

ま私が推測するに企業が海外移転して5年後の成功率は5%以下でつまり失敗率は95%を超えていると確信しています。

ところが海外に移住したすし職人をはじめとする職人さんですとか手に職がある日本人のかたが海外で成功する事例はおおくて、勤勉な日本人の性格が成功を呼んでいるんだと思いますけど、企業として進出して現地の人を雇用して事業をするとなると勝手が違うんですよね。