バブル営業のレジームチェンジ

日本での直近のバブル経済時代といえば1980年代になりますから現在の企業の上層部ってのは40歳後半から基本的にバブル成長時代を経験しているのであります。

バブル時代の営業マンが苦労していないとは言いませんけど、私自身の経験で言いますと売り上げ目標達成に苦労していた連続でしたけど、それでも毎年前年比120%とか今にして思えば無茶な売り上げ目標をそれなりにクリアできた時代でも有ります。

でね一概には言えませんけど経済成長していてインフレの時代ってのは需要が有って供給が追いついていない時代ですから営業マンってのは少々能力的に劣っていて、営業トークが下手でもクロージング力が低くても、それでも毎日足を棒にして顧客開拓ですとか営業で客先を訪問していれば、なんとか獲物じゃなかったお客を見つけて販売に成功することが出来たわけです。

で消費税増税とか小泉構造改革とか民主党政権とか色々な時代を経て気が付いたら日本はデフレ不況に頭のてっぺんまで浸かってしまって、どうも安倍政権になっても景気回復は望めそうも無い悲しい状態が続いていますよね。

で市場の状況が変わっても営業部隊を指揮する管理職の皆様がバブル時代に経験した営業方法のままではいけないって事で、より効率的な営業手法にレジームチェンジとか、けっこうあちこちで聞こえてきています。

念のため書いておきますとレジームってのは安倍首相が選挙前に盛んに叫んでいた戦後レジームからの脱却って言葉で有名になりましたけど、そういえば総理大臣になってからその言葉は封印したかのように一切言わなくなってしまいまして、意味は体制とかいった意味がレジームです。

でね一昔前には組織のフラット化だとか能力主義の拡大だとか、ソリューション営業手法を取り入れるだとか、他にはより効率的な営業をするために組織の改変と選択と集中だなんて、まぁ色々とバブル営業体制のレジームからの脱却をしようとする企業も随分と多いのではないでしょうかね?

象徴的な事象としては保険の営業がありますよね。

その昔は義理・人情・プレゼントその名もGDP営業といってこまめに客先に足を運んで顧客獲得をしていたわけですけど、外資系企業がインターネットやテレビラジオで大攻勢をかけた結果、すっかりメディアを使った営業手法が販売の主力になってしまった感があります。

しかし、がしかしですね私自身の意見をかけば営業手法や形態に関してレジームチェンジが必要かどうかは冷静に考えたほうが良いのではないでしょうかね?

私の知る限り大規模なレジームチェンジで成功した会社よりも失敗した会社のほうが多いんですよね実際。

まぁ気になるのでしたら2~3年前にメディアですとか一応一流といわれる経済専門誌で取り上げられた事例の企業がいまどうなっているのかを調べれば直ぐに分かると思いますよ。