消費増税で業績を伸ばす企業

今回の消費増税のような大きな外的要因による販売環境の変化があると、それを境に売上を伸ばす企業と逆に大きく落ち込んでしまう企業が出てきますね。

そんなわけで?今回のコラムでは消費増税実施で売上を伸ばす企業について考えてみたいと思いますが、たぶん売上を伸ばす企業ってのは増税前の駆け込み需要を目一杯取り込みまして翌月いっぱいくらいは非常に売上が落ち込んでいる場合のほうが多いと思うのですよ。

まぁ増税直後に大きく売上を凹ませるのは多くの企業が似たような状況になると思うのですけど、そこで暇な時期といいますか普段は忙しくて取り組めないような課題ですとか、人手を割けないような業務をこの暇な時期に着手して業績の回復に手を打つかどうかが明暗の分かれ道だと思うんですよね。

まぁ普通の企業でしたら先月は増税前の駆け込み需要への対応で忙しかったから今月は暇でも仕方がないし、売り上げの方も先月が良かったから今月落ち込むのも当たり前だろうし、まぁ今月はのんびりしましょうなんて感じじゃないでしょうか?

ただ問題なのは暇で時間が出来たから何をするかが分からないだとか、やることが無いとしか思えない場合なんですね。

それと別に今まで普通にやってきた業務で何の問題も無かったのに下手に時間が出来てしまったので余計なことに手を出してしまって逆に自滅する場合なんてのも有ると思いますから、売上が落ち込んで時間が取れたからといって闇雲に手を出せば良いというわけじゃないですからね。

そうですね、考えられる事といえば営業マンでしたら商品知識の講習会を開いてみるとか社内でのロールプレイングなどで営業技術の向上を図るだとか、お店を構えて商売しているんでしたら普段はできない場所の掃除に精を出すとか、少なくともプラスになるような時間の使い方ができるかどうかが消費増税で売上を伸ばす要件でしょうね。

追伸
その昔の日本では排ガス規制の強化によって日本の自動車メーカーはとても大きな課題を突きつけれてて、それを克服したことによって品質や燃費を大幅に向上させて世界における競争力を高めたなんて話もありますけど、実は外的なマイナス要因によってそれをバネに大きく業績を伸ばしたなんて事例はこれ以外には私は聞いたことがなくて、実際にはその結果として淘汰が進んでしまって時には寡占化が進んで業界全体の成長をかえって阻害するなんて場合も多いのじゃないかと思うのですよ。

今回の消費増税がそんな良くない結果にならない事を祈るばかりです。