社内の老害対策

私は社員の使い捨てですとか完全能力制の出来高払いみたいな雇用制度には大反対なんですけど、こういった年功序列を否定するような考え方が出てきたのは、やはり一部の古参社員による老害を経験した若い経営者が多くなってきたのも要因だと思います。

将来的にも終身雇用と年功序列が維持されるって事が確約されているんであれば別に大して仕事もしていない年配者が居ても、そりゃいずれ自分もその立場になるんですから、わざわざ自分の将来を壊すような年配社員の高給を非難したりなどといった間違った行為はしないと思いますが、自分が老害のような存在だって自分では気がついていない場合が多いのですよね。

本人にすれば自分は年功序列で若い社員より高い給料を貰っているんだから、その分くらいは一生懸命仕事しようとしているのは理解できるんですけど、その時代遅れだったり今と合わない仕事スタイルで頑張られるのが困るんですよね。

まぁそれがご自身の中で自己完結していれば別に問題はないわけで、これがなんだか若い社員の仕事ぶりを見ていると、どうにも黙っていられないなんて感じで、はっきりいって邪魔をしてくる、もう口出ししてくるたびにこっちのペースが乱されまくりなんてのはまさに老害そのものなわけですよ。

でですね、今も昔も社内における老害って事は有ったわけですけど、私の知る限り何となく能力のピークを迎えだした社員はですね、いわゆる閑職と言われる部署が用意されていて、若い社員の仕事のじゃまをしないように対策が取られていたんですけど、企業もそんな余裕はすっかりなくなってしまって、給料分の働きをするか会社を去るかなんて二者択一の状況に変貌してしまっているのが、逆に老害ってものを大きくしてしまっているようです。

だって年齢を重ねた社員だって首にはなりたくないわけですし、昔みたいにちゃんとピークを超えた社員に閑職なんて用意されていないんですから、社内でひっそりと出来る範囲の仕事をしているなんてのが許されないので、じゃあやっぱり何とか自分の居場所を創りだそうと頑張ってしまわざるを得ないんですから、老害になってしまっているベテラン社員としても辛いところです。

もし私が二十代に逆戻りできて今から新卒で何処かに就職を考えることが出来たとしたら、やはり業績とか将来性とか安定性なんてのも選択の要素に入りますけど、ちゃんと閑職ってのが用意されていてピークを過ぎたら老害と言われる存在にならないように、ひっそりと生息できる場所が用意されている企業がいいですね。

だって若いころは老害さんに仕事の邪魔されないですし、自分が年をとったら老害の原因にならないで済みますからね。