より高く、より多くが営業の基本です。
そりゃ誰だって同じものならより安く買いたいと思うに決まっているんですけど、頭の良くない営業マンほど上司の決済を仰いでだとか、無駄ま理由書を乱発致しましてお客様により安く商品をご提供するのが営業マンの役割だなんて考えている、たぶん頭のネジが緩んでいるんでしょうけどそんな営業マンが驚くべきことに実際に日本中に結構いたりするんですよね。
まぁお客さんの前にいる時ですとか商談の時には本音は一切表情に出さないで、この提示価格が精一杯の金額なんですぅ~なんて演技を交えて実際にはしっかり粗利益を確保しているまともな考えを持った営業マンも少なくないのですけど、異次元の信念に裏打ちされた営業活動に勤しむ人も多いんですよね。
ここで考えて欲しいのですが一個販売して1万円の利益を得る場合と、一個販売して五千円の利益を得て倍の販売数量を確保しなくちゃいけない場合のどっちが営業活動として大変な状態なのかって事なんですよ。
それにもし崇高な理念を持って営業職で働いているんでしたら、より高くより多くの商品や製品を販売致しまして、会社に利益を与えて会社は利益の中から税金の形で社会に還元したほうがより崇高な目的を達成出来ますからね。
でですね、この考え方の基本を一人の営業マンがしているんであれば、営業実績ゼロよりも粗利額が少なくても売上ゼロよりはマシだとか、営業会議で追求されないように仕方がなくなんて理由である程度は理解できるところもあるんですけど、何を間違ったのか経営に携わる非常に稀なごく一部の人の中にも、安く売るのがお客さんにとって良いことで我が社の喜びなんて間違った考えで経営している人も、信じられないことにいらっしゃるようですね?
あのねその目的を達成するために従業員の大部分をパート社員にして時給を最低限に抑えて、国に収める税金も最低限でなんて状態では誰も幸せにはならないんですよね、どーせ仕入先にもつまらない理由をつけて値下げを懇願しているに違いないんですからね。
やっぱりまず経営者がより高くより多くの販売を追求致しまして、従業員や国に対して還元をするのが経営者の優劣を判断するバロメーターみたいな風潮にならないと日本の将来は明るくないと思うんですよ。
そのために一人ひとりの営業マンや経営者がより高くより多くの販売を追求致しまして、間違っても安い労働力を海外から移植するために移民政策なんてのを推進しないように社会の風潮を変えていく必要があると思うのですよね。