日本の営業力

あきらめるつもりはないけど日本のTPP参加推進への外堀が埋め立てられつつある今、日本の営業力について考えてみたいと思います。

まずね今の日本では同時並行で憲法改正だとか集団的自衛権の見直しだとか、自衛隊を位置づけだとか色々と進んでいますけど今後の世界の中での日本の経済的なポジションはこれらと切り離して考える事はナンセンスではないでしょうか?

なぜならば今の世界で経済的に発展して又は言いかえると世界経済を牛耳っている国はどこも軍事的にも大国であるのが現実なんですよね。

まぁ日本国はその点から言えば例外なのかもしれませんけど、これもアメリカの庇護下と言いますか人によってはアメリカの持ち物だから経済的に発展したって事ですからやっぱり例外じゃないと言えますね。

さて今度は違う方面にて話を進めてみたいと思いますが、日本が驚異的な経済発展を遂げて今日に至るわけですけど、工業製品にしても農産品にしても確かな品質をもとにした営業力や販売力であって純粋な意味で、商品が品質的に他国よりも劣っていても営業力でカバーして販売するとか、つまりその日本の営業力は低いのが現実でそれを商品力、品質でカバーしてきたのが日本であると言えると思います。

希望的観測で言えば日本の民間企業が世界を席巻し続ける品質と商品開発力を持ち前の勤勉さで維持していれば良いのですけど、なんだか状況的に問題が出てきそうな気がする今日この頃です。

具体的に書きますと生産拠点の海外移転を進めて日本の技術力を流出させてみようとしたり、日本型経営の要である終身雇用制度を崩壊させ、労働者の非正規社員化とか、会社への忠誠心を削ぐことになる行き過ぎた成果報酬制ですとか、労働者の質の確保とか技術やノウハウの蓄積といった日本の強みをどんどん捨てて行くような動きが出ているのは悲しい事ですね。

結論を書きますと日本の営業力はとても弱い、今まではその営業力の弱さを補って余りあるほどの均一で質の高い労働者に支えられて作りだされた製品を市場に供給する事が出来ていたので、世界の中で日本は経済的に大発展を遂げる事が出来たけど今の方向では将来的に非常に厳しい事が予想されます。

最初に書いた軍事的なバックボーンについては、どうも中国がこの面で拡大していますし、そもそもすっかり経済的に疲弊した世界一の借金大国アメリカが自国の面倒が手一杯の状態で、日本のためにいつまでも手を・・・と言っても実際に日本に対して何かしてくれた事が過去に有ったかどうかも疑わしいところです。

そんな状態ですからTPPに参加しても将来は暗い状態しか想像できないのです。