営業コスト削減と人件費

営業コストには事務経費だの通信費だの旅費交通費だの色々含まれてきますけど、なんといっても人件費つまり営業マンの給料手当が多くを占めるわけで、たぶん営業マンゼロで同じだけの売上を確保できるのであれば最終的な利益率は倍にもなるのでしょうね。

バブル期や経済成長していた時代には営業マンは常に募集増員して業績を拡大してきた企業も10年ほど前から営業コストの削減ですとかに目を向けてきた企業が増えているような気がするんじゃなくて実際にやっているんですね。

営業コストの削減といえば手始めは出張を減らして旅費交通費を削減してみたり、カタログやパンフレットを節約したり細かいところから手がける場合が多いんですけど、どうもそれじゃ全然物足りないと思った経営者の方の中には大胆な営業コストの削減に走り出す場合も多いようです。
例えば営業所の統廃合ってやつですね、所員10名程度の営業所を2つを一つに統合して地代家賃を半減させて事務員さんを半分にして、営業所の統合によって営業活動エリアが広くなったデメリットを小さくするために、過疎地などの営業効率の良くない地域を切り捨てたり代理店を整理したりと、よく言えば営業コストの削減で利益を増やす方向に積極的に動いていると言えますが、縮小路線に転じたとも言えますよね。

他にも営業コストの削減手法としてはインターネットの活用を積極的に推し進める方針を打ち出しまして、ネット販売にシフトしていくなんて企業も一時期に多かったですね

また営業活動の一部をアウトソーシングするとかで電話コールによる新規顧客開拓を電話コール専門のテレマーケティング会社に委託したなんて話も昔はよく耳にしたものです。

さてそういった各種の営業コスト削減が盛んに行われたのは10年以上前からと認識していますが、じゃそれが成功だったのか失敗だったのかが10年以上を経過したいまならある程度判断できると思うのですよ。

勿論、企業や手法によって成否の違いは有ると思いますが、最初の営業所の統廃合のようなコスト削減は、将来の市場規模を察知していち早く手を打った企業ってのはダメージも少なく、大きく売上を落とすこともなく無駄な経費の削減に成功している例が多いと思います。

ネット販売強化へシフトしていった企業の場合はですね、基本的にはあまりうまくいった事例を知らないですね、なにせネット販売やマーケティングの世界では既に先行して顧客を掴んでいる企業も多いですからね。

それと営業のアウトソーシングですか?それは営業の足腰が弱くなって営業力が落ちるのでやめておきましょうね、なんといっても販売や営業ってのは会社の存続の根幹を司る部門なんですから、そこを外部にアウトソーシングしてどうするんですか?

もしアウトソーシング先が倒産したらおしまいだって気が付きましょうね。