上司は鬼になる必要が有るのか?

その昔、私が上司になって部下を持つようになった時に聞いた話ですけど上司が鬼にならねば部下は動かずとかなんとかいった話を聞きましたけど、それって本当なんでしょうかね?

確かに販売系の企業の営業部なんかでは確かに鬼のような形相で部下を叱咤して、売上を出さないと会社に帰れないような状況を作り出して日夜売上追求に頑張っている上司が居て、満足すべき売上を出しているようですけど鬼に追い立てられて売上を上げてくる人ってのは営業マンじゃなくてドレイじゃないでしょうか?状況的にね。

まぁね人は必ずだれもが怠ける心を持っているのは事実ですけど、正しい営業の方法を教えて真面目に営業致しまして売上という形で成果が現れて会社にも認められて収入が増えるって状況は楽しいんですよ、営業は確かに思うように契約が取れなくて営業成果が簡単には出ないのが普通なんですけど、鬼の上司に追い立てられて仕事する状況は正しい姿じゃ無いと思うのですよね。

ただここで鬼の上司について少々弁護しておきますと、朝礼ですとか営業会議などで成績の良くない営業社員を徹底的に吊るしあげて、無理やりと言った形で来月の売上必達目標を約束させてなんて事を致しましても、心を持った鬼の上司さんはちゃんとしっかりフォローするんですよ。

それは別に食事を奢るとかそういった類の話じゃなくて、成績不良で叱咤した部下を放置して又売れなかったら絞り上げるなんて陰湿なことは一切しないで、営業同行して新規見込み客の開拓を手伝うとか、自分が使っていた営業ツールを提供して社内ロープレに付き合うだとか何とか自分の力で部下の売上が上がるように必死でフォローするんですよ。

ですから後でしっかり部下に対してフォローが出来る鬼の上司は存在の意義がある上司ですし、逆にね単なる無慈悲な鬼な存在でしたら部下を育てるどころか最初から営業的な能力を持っている営業マンだけが残って、ちゃんと教育すれば戦略になる可能性の大きい部下の営業マンを片っ端から潰してしまうんですから、売上が多少良くても会社にとってはマイナスな存在になってしまうんですよね。

追伸
部下に対して鬼にもなれないしかといってちゃんと部下に営業ノウハウを伝授して部下の営業スキルをあげることも出来ない、一見したところ良い人みたいな上司はこれはこれで部下が育たないんですから、それだったらしっかりと部下のフォローや指導育成できる鬼の上司のほうが良いと思いますよ。