上司と部下、約束の強要とルール

お約束と言っても色々あって例えば水戸黄門の場合は最後に助さん印籠を出して正体を明かして万事解決、大団円を迎えるのがお約束になっているわけですが、上司と部下の間においても約束が発生する場合があります。

一言で言えば上司が部下に対して行うお約束は必ず守らなきゃいけない100%の遂行が必須のお約束になりますけど、逆に部下の場合はね結構状況によって約束が守られないとか履行されない場合が多いんですね。

ところが無能な上司の典型みたいな人の場合ですと、自分はしょっちゅう部下との約束を忘れちゃうとか守らないくせに、部下に対しては非常に厳しい場合があるわけですよ。

営業現場でのお話です。

月初にね毎月のお決まりで部下に対して今月の売上目標達成とか具体的な売上数字を強制的に約束させるなんてのは、特に体育会系の販売会社では日常的な風景です。

部下は売上数字目標を達成できれば何事も無く月末を迎えられるので有りますけど、これが目標未達成なんて事になりますと、上司はこんな事を言い出したりするわけです。

無能な上司
「おまえ、今月目標必ず達成するって言ったような!俺と約束したよな!ええ?」

部下
うつむき加減で「はい」

上司
「じゃどうして俺との約束守らないんだぁ!どうなんだ・・・」

などと不毛な会話を始めちゃう困った状況になったりするわけですけど、例えばね新規開拓の訪問件数ですとかとにかく行動すれば誰でも必ず達成できる事なら約束が成立するわけですけど、営業現場において売上数字なんてものは約束すれば達成できる代物じゃなくて、するんだったらもっと個別具体的に行動レベルでの約束を設定しなくちゃいけない、または後処理を考えなくちゃいけないと思うのです。

営業マンが上司に対して必達目標を約束するのは、守れるかどうかは別にして必ず2500万円売ってきますなんてのは、モチベーションを高く維持するために時に必要では有りますけど、上司としては部下に約束させる以上は自分の事として捉えて、日々のフォローであるとか指導育成であるとかバックアップをしっかりした上で上司自身の約束であるとも思わなくちゃいけないと思います。

がしかしですね、やたらと部下に約束させたがる上司は非常に多いのでありまして、まぁそんなものはここぞと言う時に約束するから効力を発揮するのでありまして、そんな3日に一回とか部下に約束を強要していたら効果は出ないのです。