反響営業と反則営業

プロレスの世界では5秒までは反則が認められているという不思議な世界で成り立っているわけですけど、営業販売の分野でも多少そんな事がまかり通っているのかもしれませんよね?

最近は少なくなったようですけどおとり広告って知っていますか?

基本は反響営業なんですけど折込チラシなりターゲットを絞ったダイレクトメールでもつかって宣伝をしてお客からのアクションを喚起するために掲載する商品に実際には販売しないものであったり、一応その破格の値段設定で販売するんですけど極めて数量が少なくて、実際の狙いは利益率の高い別の商材を販売するための広告を使用するのがいわゆるおとり広告なんですけど、反響率を手っ取り早く向上させる手法としてやってしまう企業が減っては来ているものの未だ存在しているんですね。

他にも工事を伴うような商品の販売において本体価格を八割引みたいな出血赤字大サービスみたいな感じで広告を打ってお客の反響を取ってから実際に営業マンが見積もりのための下見と称して現地に出かけるわけですけど、ご想像の通り割高な工事費ですとか地盤の補強が必要だとか言って利益を確保しようとしたり、広告に出していた商品は安物だから耐久性の問題が大きいだとか言った営業トークを展開いたしまして、他の粗利益を確保できる商品の販売に結びつけようとしたりする場合も有りますね。

この辺りはね実際に販売する商品が存在しないならともかく、それ以外の場合においてはプロレスの5秒ルールみたいなもので極めて白黒はっきり付けられない感じでは無いでしょうか?

そういえば某大手ネットショッピングモールでは所属球団の優勝セールを行う際に、見かけ上の大幅割引みたいな事を平気でやっていましたね。
手口としては単純な話で普段は千円で販売している商品にまず二千円とか三千円とかの高い価格を設定してから、そこから大幅な割引率を表示していかにも大幅値引き実施中みたいな、購入者にとっては行って来いで別に安くなってもいない商品を目先の割引率で買ってしまうなんて事があって問題になった事がありましたよね。

ありゃそういえば大手通信キャリアでもゼロ円端末なんてのがありましたし、やっぱり反響営業の場合は特にお客からのリアクションがあってなんぼの世界で企業の知名度なんてのは眼中にないわけですから、反響率を上げるために色々と試行錯誤を重ねていきますと徐々に反則営業の世界に近くなってきてしまうのでしょうかね?

なんだかやな世の中です。